TEST RIDE

[試乗記]

ピックアップがベースでも「走り」の期待は裏切らない

シボレー シルバラード バハ スタイル (CHEVROLET SILVERADO BAJA STYLE)

ASDNが挑むオフロードレーサースタイル

スポーツカー作りに長けているASDNがあえてピックアップトラックをベースに新たなスタイルを提案する。その名もバハスタイル。本格デザートレーサーの迫力と走りをご覧あれ。

更新日:2015.08.17

文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力/ASDN事務局 TEL 052-408-0620 [ホームページ] [詳細情報]

速さへのコダワリが詰まったASDN流ピックアップ

 これまでフォードマスタングGT500E『エレノア』や『SSコブラ』、『トヨタタンドラSS PKG』といった独自のコンプリートモデルを制作してきたASDNが、今回新たにシボレーシルバラードをベースにした新作を発表した。その名も『BAJA STYLE(バハ スタイル)』。

 BAJAとは、「Baja(バハ)1000」というレースから取ったもの。北米大陸の西南端、メキシコ・バハカリフォルニア半島を舞台に繰り広げられるバハ1000は、1000マイル(約1600km)、すなわち日本の本州縦断にも匹敵する距離を、不眠不休で一気に駆け抜ける世界一苛酷なオフロードレースである。

 完走率約50%と言われるそのレースは、ドライバーも、参加するマシンをも苦しめる難所が詰まった一大レースだが、中でも一番の人気が改造無制限の『トロフィートラック』クラスと言われている。

ワイドボディ化されたブリスターフェンダーに各種レース仕様の本格装備。REARNERF製フロントバンパーには4連の補助ランプが装備されるのは、バハレースが昼夜を徹して走るキャノンボールレースだだから。道なき道を行く大荒野を走ることもあり、ヘッドライトだけは光量が足りないのである。

リアベッドには、テールゲートスペアタイヤマウントを組み込み、レースカーさながらにスペアタイヤを搭載する。雰囲気だけじゃない本格派スペックならでは。

アメリカ本国でのプレラン人気はもちろんのこと、これまで蓄積してきた「走りのノウハウ」をピックアップに活かすという新たな命題に挑戦するためにバハスタイルを提案する。

ワイドボディに本格的サスペンション

 今回ASDNが制作したコンプリートカーは、まさにこのトロフィートラックをイメージしたもの。ベースは2013年型シルバラード1500エクステンドキャブ4WD。

 スキッドプレートに強固なバンパーと複数の補助LEDライトを備えたプレランナースタイルを構築し、レースシーンを席巻するバハ仕様のキットをまとったボディ。

 ブリスター化されたフロントフェンダー内には、本格的オフ走行が可能なロングトラベル化されたサスペンションが隠されており、ショックにはリザーバータンク付きのFOXレーシングを使用することで、起伏の激しいオフロードを走破するためのストローク量拡大とバネ下重量の軽減を図っているなど、高速オフローダーとしての性能がふんだんに盛り込まれているのである。

 その足に組み合わされるホイールは、METHOD 20インチのオフロードレーシング。フロントバンパーと同色にペイントすることで、カラーコーディネートのバランスを高めているという。

READY LIFT社のミッドトラベルサスペンションキットを使用し、ロングストローク化を実施。またショックにはFOXレーシング製のショックを装備。ストローク量拡大とバネ下重量軽減をもたらし、起伏の激しいオフロードを激走するための攻めの足回りを実現している。

ホイールはMETHOD20インチのオフロードホイールをチョイス。トータルコーディネートとしてグリーンにペイント。組み合わされるタイヤは、DICK CEPEKの35X12.5X20インチ。

道なき道を行くための本格的レース装備

 一方、ボディ全体は、ラッピングによりレースカーらしいカラーリングとモンスターエナジー社のロゴが描かれ、それは車内レザーシートにも反映されるなど、デモカー的要素も持ち合わせている。

 このバハスタイルは、エンジンやミッション、デフなどはノーマルのままであり、パーツ単体や部分パッケージでの販売も検討されているという。

 そういう意味ではシボレーという枠にとらわれないピックアップトラック全体に通じるカスタマイズとして多くのファンを惹きつけるに違いない。

 実際に見るASDNバハスタイルは、かなりの迫力である。そのままシートに座り座席調整をする間もフロントフェンダー越しの見晴らしが気になり、一般道を走ることすら緊張が付きまとう。

 だがエンジン自体は5.3リッターV8のフルノノーマル車だけに、一度動いてしまえば動力性能自体に扱いづらさは微塵もなく、おのずと慣れが生じ、このクルマのハイライトたる『足』の凄さに関心するに違いない。

 しばらく乗って思うが、このクルマ、あのクルマに実に似ているのだ。そう、フォードラプターである。個人的に、走りのピックアップが欲しければ「ラプター買っておけば間違いない」と誰彼かまわず宣伝している生粋の名車である。

 このバハスタイルは、実際にはラプター以上のストローク量があり、それでいてボディの上下動をシッカリと受け止め、かつ不要な揺れを抑える制御がなされているために、大きく重いアメリカンピックアップということを忘れるくらいの動きを実現し、まるで二回り以上小さいクルマを操っているかのごときフィーリングを与えてくれるのである。

 そういう意味ではラプター以上にレーシーなフィーリングを与えれくれるために、高速オフローダー的なチューンが好みのユーザーにはたまらない仕上がりになっていると言えるだろう。

搭載されるエンジンは5.3リッターV8。中古車ベースだが、走行距離が少ないだけにコンディション良好であり、ノーマル状態のエンジンでもアクティブに走ることが可能。

シート等はノーマル形状だから、それほどの緊張感は感じないが、シートに座りウインドー越しの見晴らしを確認すると一気に不安になる(笑)。なんせワイドボディの見切りがまったく確認できないから。ただ、走り出せば自然と慣れるから心配はいらない。

インパネはノーマルながら、シートはホワイトカラーのレザーに張り替えられ、ヘッドレストには、モンスターエナジーのロゴが刺繍され雰囲気を高めている。エクステンドキャブのドアは観音開き。

スポーツカーを仕上げてきたノウハウを詰め込んでいる

 聞けば、これまで背の低いスポーティなアメリカンマッスルを中心に手を加えてきたASDNだけに、ピックアップにおいても走りに妥協は許さず、スポーツカーを仕上げてきたノウハウを徹底的に詰め込んでいるという。

 しかもそこは企業秘密ということで教えてもらえなかったが、その味付けこそがASDNバハたる所以であり、ASDNがピックアップ界に進出してきた意味であるという。

 これまでアメリカンスポーツカーをベースにオリジナルモデルを輩出していたASDNが、ピックアップトラックのコンプリートカー制作に本格進出してきた背景には、アメリカ本国でのプレラン人気はもちろんのこと、これまで蓄積してきた「走りのノウハウ」をピックアップに活かすという新たな命題に挑戦し、新たなユーザー層へのアピールという狙いがあるというのである。

 このバハスタイルは、全国のASDN加盟店を順次回っている。ぜひ間近で迫力を体感して欲しい。

ボディ全体は、レースカーらしいカラーリングとモンスターエナジー社のロゴがラッピングによって描かれ、トロフィートラックとしての雰囲気を高めている。この車両は、11月末までの間、日本全国のASDN加盟店を回っている。間近ぜ体感してみるといいかもしれない。

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