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「まるで純正モデル」として通用しそうな完成度

フォードマスタング BOSS302ルック (FORD MUSTANG BOSS302LOOK)

ルックス重視のカスタムパッケージ車

オリジナルのBOSS302にコンバーチブルモデルは存在しないが、このBOSS302ルックは、純正グレードといっても通用しそうなほど違和感のない仕上がりになっている。

更新日:2015.02.10

文/椙内洋輔 写真/田中享

取材協力/ASDN事務局 TEL 052-408-0620 [ホームページ] [詳細情報]
     ナッツモーターカンパニー TEL 082-840-3012 [ホームページ] [詳細情報]

ATやコンバーチブル等、存在しない仕様も製作可能

 アメリカンハイパフォーマンスカーディーラーネットワークであるASDNから発売されているフォードマスタングBOSS302LOOKに、新たにコンバーチブルベースのモデルが追加された。

 BOSS302 LOOKとは、2012年型マスタングBOSS302をモチーフに考案されたASDN限定のオリジナルカスタムパッケージであり、2010年から2012年のマスタングをベースに製作されている。

 すでに新型モデルが発表されている現在、旧モデルと呼ばれる先代マスタングに存在したBOSS302とは、2012年から2013年の2年間のみ存在した復刻モデル。すなわち、販売台数は日本のみならずアメリカ本国でも非常に少ない。

 また単に生産台数が少ないというだけでなく、スーパーチャージャー付きのトップグレードたるシェルビーGT500以上に走行性能に特化したピュアスポーツモデルだけに、中古車市場においても限りなく少数であり、欲しくても簡単には買えない希少モデルとなっている。

 加えてBOSS302の中でもサーキットユースを前提としたラグナセカモデルのように、硬めにセッティングされた足回りや渋滞時の使用などまったく考慮されていないクラッチなど、乗り心地や快適性といった要素を無視したかのようなハードチューニングがセールスポイントであったホンモノのBOSS302に対してASDNが発売しているカスタムパッケージは、あくまでスタイル重視になっているのが大きな特徴である。

フロントグリルはシルバー&ブラックに、フロントリップスポイラーはマットブラックにペイントされている。BOSS302LOOKはカラーを自由に選択可能となっている。

上下でツートンーンにペイントされたリアウイングはフォードレーシングのラグナセカ用。なお、クーペモデルの場合には、コンバーチブルには装着できないサイドウインドールーバーも装着される。

BOSS302LOOKのASDNオリジナルサイドデカールは、オリジナルのカラーリング仕様をチョイス可能ということだ。

シェルビーGT500にはコンバーチブルがあるのでBOSSにもありそうだが、実際には存在しない。だが、見ればわかるが非常に精悍なコンバーチブルとして魅力的だ。

ホンモノ以上なハイパフォーマンス仕様も製作可能

 したがって、ベースとなる車両はディーラー車、並行輸入車を問わないし、エンジンはV8でもV6でもどちらでもOK。当然のようにAT車でも問題ない。さらにはボディカラーについても特に指定はなく、デカールやペイントをオリジナルカラーで製作することもできる。

 ここで紹介しているように、本来のBOSS302には設定のないコンバーチブルでも製作可能だし、それこそ世界に1台だけの自分仕様をオーダーすることだってできるのである。

 このBOSS302 LOOKは、基本的にはオーナーがASDN加盟店に車両を持ち込んでチューニングを依頼するカスタムオーダーとなっているが、ベース車からオーダーするオリジナルコンプリートカーとしての販売も可能という。内容を考えれば価格も手頃だし、ルックス重視のオーナーにはかなり魅力的な商品といえるだろう。

 なお、BOSS302 LOOK自体はエクステリアに特化したパッケージだが、スタイルだけでなく走行性能も同時にアップさせたいという希望にも対応しており、吸排気系のライトチューニングやサスペンションやブレーキの強化メニューといった様々な別メニューも用意されている。5リッターV8エンジン搭載車のみヘネシーパフォーマンスのチューニングメニューをオーダーすることも可能なのである。

 つまり、その気になればホンモノのBOSS302以上のハイパフォーマンス仕様も製作可能である。

取材車両は5リッターV8を搭載していたが、BOSSルックはV6エンジンでもオーダー可能。ただし、パフォーマンスメニューをオーダーする場合は、V8モデル限定となる。

ASDNオリジナルボンネットフードのデカールを貼っている。これだけでも十分雰囲気が出るマスタング自体が非常に魅力的な存在なのだろう。

足回りは、アイバッハのダウンサスで車高が落とされ、20インチ1ピースのアルミホイール&タイヤで引き締められている。

世界的に見ても走り系のコンバーチブルは非常に少ないだけに、たとえカッコだけだとしても、十分に存在価値ありだと思う。

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