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[試乗記]

ハイテックカスタムのキメ手は「302コヨーテ」

2020 スーパフォーマンスMKIII ロードスター

シェルビーコブラのスタイルと現代的スポーツカーの融合

シェルビーコブラのスタイルと、現代のスポーツカー並みの走行性能を併せ持つ、理想的なリプロダクションカーであるスーパフォーマンス社のマーク IIIをベースに製作された、オリジナリティ溢れるハイテックカスタムカーが完成したという情報を得たので取材してきた。

更新日:2021.01.15

文/田中享 写真/古閑章郎

取材協力/UGアーバンガレージ TEL 072-638-5579 [ホームページ] [詳細情報]

漆黒の危険品種

 キャロルシェルビー・インクと正式なライセンス契約を結んだ上で生産されるスーパフォーマンス社のリプロダクションモデルは、マークIIIにしろマークIIにしろ、外観的にはオリジナルのシェルビーコブラを忠実に再現しており、「シェルビーコブラの復刻車」というキャッチコピーに遅偽りのない完成度の高さを誇っている。

 しかし、四角のスチール材を組み合わせたラダーフレームにより強化されたシャシーや、トレメック社製のマニュアルミッション、独立懸架式サスペンションやウイルウッド製ブレーキシステムなど、現代のパーツ&技術でアップデートされた中身に関しては、オリジナルのシェルビーコブラを完全に凌駕している。

 見た目は完全にシェルビーコブラでありながら、最新のスポーツカーとも互角に走れるほとのポテンシャルを秘めているのがスーパフォーマンス社が生産するリプロダクションカーの最大のセールスポイントなのだ。

 ここで紹介する車両は、そんなスーパフォーマンス社製のリプロダクションカーの特徴をさらに推し進めたスタイル。

 現行フォードマスタングGTに搭載されている最新の『コヨーテ』エンジンを搭載しており、タイヤもエンジンパフォーマンスに合わせて18インチのハイグリップタイヤに変更されている。

 また、この車両の場合、エンジンスタートをプッシュボタン方式に変更。

インテリアはACコブラに近いデザインだが、メーターパネルはベースのスーパフォーマンスマークⅢロードスターとは、メーターの配置が異なるオーダー品となっている。

 サイドマフラーも日本の法規制に合わせて作り直すといった日本独自のバージョンアップが加えられており、さらにはオーナーのオーダーで、ヘッドライトをLEDに交換したり、サイドミラーを取り外してスムージングするといったカスタムが施されており、ハイテックカスタムカーに近い独特のスタイルに仕上げられている。

 なお、この車両の場合は「ダイレクトな操作感を味わいたい」というオーナーの要望でステアリングとミッションはベースモデルのままとなっているが、オーナーの要望次第では電子制御式のパワーステアリングに変更したり、ミッションをATに変更するといったさらなるバージョンアップも可能とのことだ。

 それにしても、車重が乾燥重量で約835キロということで(現行ノーマルマスタングV8の半分くらいの重さ)、それに460hpのV8エンジンが搭載されているのだから、その速さと言ったら…。まさしくモンスターに相応しいマシンである。

ENGINE
Ford 5.0L Coyote V8
Displacement:5,038cc
Bore×stroke:93.0mm×92.7mm
Max power:460hp@6,500rpm
Max torque:420lbft@4,250rpm

現行フォード マスタングGTに搭載されているものと同じ5.0リッターV8 DOHC “COYOTE”エンジンを搭載。当然ながらキャブではなくインジェクション仕様で、スペックもマスタングGTと同じ。

オーナーの髙野氏は当初はレッドアイかヘルキャットを購入予定だったが、現地でこの車両に一目惚れして購入を決意。現代のクルマとは明らかに違う異質さに魅了されたのだ。

エンジンスタートはプッシュボタン式に変更。マークIIIの通常モデルはキーによるエンジンスタードだが、この車両はイモビライザーを内蔵したプッシュボタン式に変更している。

サイド出しマフラーは、日本で車検に通るようにアーバンガレージが作り直している。サイドのアルミのカバーの中に触媒やO2センサーが付いており、排気音の音量調整が可能という。

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