アメ車ワールドではこれまでも光岡自動車がゼネラルモーターズ・ジャパンとコラボして製作したシボレーキャプティバ 、カマロ、コルベットの光岡自動車創業50周年記念モデルを取材&紹介してきたが、ついに真打とも言えるモデルが発表となった。その名は『MITSUOKA Rock Star(ミツオカ・ロックスター)』。
このロックスターは、ビュートやヒミコなどと基本的には同じで、国産自動車メーカーの既存モデルのシャシーをベースに制作された光岡自動車のオリジナルカーである。つまり、外観はどうであれ、中身は日本車である。そういうモデルだけに、編集部内でも「アメ車&逆輸入車専門サイトであるアメ車ワールドで紹介するのはどうなの?」という意見もあった。しかし、この外観はさすがに無視出来ないですよね?(笑)。
ロックスターのデザイン(スタイル)のモチーフとなっているのは、どう見てもC2コルベットだが、部分的にはC2コルベットの試作車であるマコシャークやC3コルベットを連想させる。視覚情報から何を連想するのか?デザインから受ける印象というのは人それぞれ異なるとはいえ、ある程度アメ車に詳しい人間であれば、ロックスターを見た瞬間、10人中9人くらいまではコルベットを連想するのではないか?と思う。少なくとも筆者はすぐにC2コルベットを思い浮かべた。
格納式のリトラクタブルヘッドライトを採用していたC2やC3とは違い、ロックスターは固定式の丸型ヘッドライトを採用している。また、車体のベースがマツダのND型ロードスターだけに、サイズも微妙に小さいしオープンボディしか用意されていない。メーターパネルなど、インパネ周辺のデザインもロードスターと同じ。エンジンに至っては自然吸気の1.5リッター直4で、パワーは132ps&15.5kg・mしかない。つまり、中身は普通にマツダ・ロードスターなわけである。
が、やっぱりこの外観は魅力的。秀逸とか完成度が高いとか、そういった評価ではなく、もう単純にワクワクするというか(笑)。個人的に「アメリカンスポーツカーは大排気量V8エンジンが正義」みたいに思っている筆者でさえ、この見た目には惹かれてしまう。これがトヨタやホンダのクルマであったなら歯牙にもかけなかったと思う。でも、光岡自動車は直輸入アメ車販売でお馴染みのBUBUを擁する特殊な自動車メーカーであり親近感がある。
公式ホームページに書いてあるスペックや詳細を読む限り、乗ってどうこうというモデルではないと思う(実際に乗らなくても大体のドライブフィールは想像がつく)が、なるべく早く現車を取材して、リポートしたいと考えております。
↓公式ホームページはこちら
>>MITSUOKA『Rock Star』特設ページ
メーターパネルやステアリング、シフトノブなど、インパネ周辺のデザインはベースとなっているマツダ・ロードスターから変わらない。ここはちょっと勿体無い気が…
ノスタルジックなデザインのホイールはWORK製。タイヤはホワイトレターのBFグッドリッチ。
オープンボディしか用意されていないが、車両のコンセプトを考えればこれはまあ納得。オプションでV8とか用意されているのであれば別だけど。
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