2台目は2006年型SRT10のロードスターである。走行4万キロ弱ということだが、前出の2005年型とは明らかに異なるレーシーな雰囲気が特徴である。
ボディには、すべてワンオフのスプリッターにカナードにGTウイングが装備されており、サイドマフラーもワンオフ製作。足回りはアイバッハのダウンサスでローダウンされており、コレクションズが得意とする「本気で走る」仕様にも近い状態にカスタマイズされている。
インテリアにも手が加わっており、外装同様にキーワードは「レーシー」。レカロシートや4点式フルハーネスの他にコレクションズオリジナルシフトロッドも効いておりドライバーを刺激する。
だが一番の特徴は、ラフィックスのステアリングボスを使用していることで、ワンアクションでステアリングがチルトアップするため、バケットシート装着等でタイトな運転席へのアクセスを容易にするだけでなく、ドライバーは「まるでバイパーのレーシングカー」さながらの気分に浸れるのである。
これまた聞けば、バイパーあたりになると「フルノーマル派」と「カスタマイズ派」の二極化が顕著であるらしく、そんななかでのカスタマイズ派ともなると使用するパーツのブランドだけでなく、素材や質感、さらにはオリジナル製にもこだわる方が多くいるという。
今回のSRT10ロードスターはそういった「派」にも共感してもらえるであろうパーツの集合体となっている。
しかも、もちろんだが、自ら走ってバイパーを論ずることができるドライビングテクニックの持ち主が代表を務めるコレクションズの販売車両だけに、走行テストもなされており中古車としての程度とカスタマイズパーツの効能もシッカリ確認されている。
と同時に、比較的大人しいと言われることが多い第三世代のバイパーを、まるで第四世代のACRと伍するような風貌に変化させているのだから、多くのバイパーファンにも納得していただけるだろう。
今回、偶然にも2台のSRT10ロードスターに巡り合うことができたわけだが、本当にたまたま重なっただけということで、バイパー自体のタマ数の減少は否めない、という。だからバイパー購入に関しては、常に一期一会的なチャンスを見逃さないのが鉄則だとも教えてくれた。
コレクションズは、日本中で唯一のバイパー専門店であり、常にバイパーの個体の動向を伺いつつ中古車のメンテナンスやパーツ情報、さらにはカスタマイズにも精通しており、特に「バイパーが好きだが初心者です」的な方ほど頼りにすべきショップであるから、最近バイパーに興味を持った方がいれば、是非話を聞いてみると良いだろう。
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