初代モデルから27年間生産されたダッジバイパー。V10エンジンを搭載したFRスーパーカーとして世界中にファンを持つ。が、当然に日本にも数多くのオーナーさんがいてファンもいる。
最終モデルが2017年というから生産終了からすでに6年。それでも毎年オーナーズクラブの集まりが行われ今年も5月20日に愛知県で行われた。
そして驚いたのが、初代R/Tから最終第5世代モデルが集結していること。以下初代から最終モデルまでの概要である。
<1stジェネレーション>
(1991~1995)
斬新なコンセプトカーがそのままのカタチで登場したような初代RT/10。当初8リッターV10エンジンは400hpを発生。タルガボディのスーパースポーツカーには、かのキャロルシェルビー氏もアドバイザーとして加わっていた。車重1500kg弱に400hpのパワーは往年のシェルビーコブラを連想させる。初代モデルのトータル生産台数は6709台。
<2ndジェネレーション>
(1996~2002)
タルガボディのみで始まったバイパーヒストリーは、第二世代になりクーペモデルのGTSがデビュー。同時にレースシーンへの参戦も行われ、耐久王のポルシェを撃破する大活躍を見せる。搭載エンジンは変わらずも450hpにパワーアップ。ボディ剛性向上、サスペンション、ブレーキ等の大幅な見直しが行われる。RT/10も引き続き生産される。
<3rdジェネレーション>
(2003~2007)
フルモデルチェンジが行われ、第三世代は原点回帰のフルオープンボディ・SRT10ロードスターのみで登場。エンジンは8.3リッターV10となり500hpを発生させる。そして3年後の2006年にSRT10クーペがデビュー。同時にエンジンチューニングに変更が加えられ510hpにパワーアップ。この頃からはダイムラークライスラーの完成度。
<4thジェネレーション>
(2008~2010)
一時の経営危機を乗り越え登場したマイナーチェンジモデル。マクラーレンの技術協力を得て、革新的なハイスペックマシンに進化。搭載エンジンは8.4リッターV10となり600hpを発生させる。クーペにはオプション設定でACRが設定され、サーキットタイムを大幅に短縮させる。ロードスターは2009年、クーペは2010年で生産終了。歴史に終止符。
<5thジェネレーション>
(2013~2017)
2010年に消滅したバイパーが2年後に復活。クーペのみのボディでフルモデルチェンジしたバイパーには、8.4リッターV10で640hpを発生させるエンジンが搭載。乗り味含め、劇的に洗練度を増す。またデビュー直後から多くのバリエーションモデルが登場し、第四世代にあったACRももちろんデビュー。だが4年後の2017年に生産終了が決定。
330,000円
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283,800円
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