更新日:2022.10.05
文/石山英次 写真/ゼネラルモータース
ダッジチャレンジャーの生産終了が報道されているが、実はシボレーカマロもその生涯を終えるという報道が本国でなされている。チャレンジャーと同じく2024年での生産終了である。
これに関しては、GMから正式なコメントがあったわけではなく、日本GMからもそんな話があるわけではないが、本国自動車サイトではチャレンジャーと同様にカマロの生産終了が報じられている。
実際、アメリカ本国のGMメディアサイトを見ると、2022年モデルとしてのカマロの情報が記載されていない。2021年までは記載されているし、コルベットに至っては2023年モデルの情報も記載されているのに、カマロに関しては2022年の情報すら記載されていないのだ。
くわえて今GMはEV車の情報発信に熱心であり、そう言った情報は2024年車の情報すらすでに記載されているわけだから、2022年のカマロの情報がスルーされているのにも明確な意思があってのことだろうと想像する。
ちなみに、本国で報道されているカマロ生産終了の情報によると2024年で生産終了となり2025年からEV車のSUVにとって代われるというもの。とはいえ、その真偽は不明であるのだが。
要するにカマロは、GMの今後の主要車両としては想定されておらず、現状のまま生産終了となる可能性が非常に高い=今後GMで残るガソリンエンジンベースのスポーティカーはコルベットのみということだ。
シボレーカマロは、過去4thカマロ時代に一度生産終了となっている。それが2002年。その後8年間の空白期間があり、2010年に5代目カマロが復活しており、それから14年後に再び生産終了という流れが予測されるのだ。そのうちまたEV車のカマロとして復活する可能性はあるだろうが。
この動きは、現行カマロのクルマとしての性能がダメ、ということではなく時代の流れということなのだろうし、今後カマロのV8モデルの価格が一気に高騰しそうな気配を感じるのである。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES