更新日:2024.03.15
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス
NEWチャージャーに搭載されると発表されている3リッター直6ツインターボエンジンは通称ハリケーンエンジンと呼ばれ、2022年3月に発表された。
このエンジンは、当時のV8エンジンに対してパワーで劣らず、それでいて高効率であることを目指して開発されてきた次世代エンジン。そしてまずはグランドワゴニアに搭載された。
この3リッター直6エンジンはツインターボで武装され、マックス510hp超を発生させるが、V8エンジンよりも最大で15%効率が高いと言われている。
もちろん後にやってくる排ガス規制等にも対応するよう対策されている。それでいて500hp以上のパワーを発揮させるのだから現段階においては理想的なエンジンなのだろう。
ちなみにグランドワゴニアに搭載されているスペックは以下のとおり。
■パワー:510hp@5700rpm
■最大トルク:500lb-ft@3500rpm
このエンジンは将来のEVサポートに適合するよう製作されており、後にハイブリッドエンジンとして活躍する可能性もあるという。
ステランティスは「2030年までに販売車種の50%を電気自動車にする」という目標を立てており、このハリケーンツインターボエンジンは、それ以前の段階でパフォーマンスと燃費効率を兼ね合わせたエンジンとして重要な役割を果たす存在である。
そしてその第一弾がグランドワゴニアであり、ラムであり、そしてNEWチャージャーとなっている。
ちなみにNEWチャージャーに搭載される同機はマックス550hpまでチューンされるというから十分なパワーということが言えるだろう。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES