シェルビーGT500について、単純にマスタングのハイパフォーマンスモデルと認識している人も多いようだが、実際にはシェルビーGT500はノーマルのマスタングとは似て非なるクルマである。
確かにベースはマスタングなのだが、製作はフォードSVTが行っており、そのスタイルやスペックにはかのキャロルシェルビーの意見が積極的に取り入れられているという。
搭載されるエンジンはスーパーチャージャー付きDOHC5.4リッターV8ユニットであり、500馬力(2007年型)というカタログスペックは、ノーマルのマスタングのそれを200馬力近くも上回っている。要するにマスタングの皮をかぶった公道モンスター、それがシェルビーGT500なのである。
ここで紹介する車両は、そのシェルビーGT500をベースに、四国屈指の技術力を誇るマルタニが車両全体に渡ってハイレベルなモディファイを施したもので、まさしく究極のストリートレーサーとも言える1台。
マックスブーストで800馬力にまで対応可能なケニーベル製スーパーチャージャーを装着するエンジンは、シャシーダイナモで660馬力以上(測定不能のため)を絞り出しており、スーパーチャージャー用ラジエーターやリザーバータンクを交換するなど、大幅なパフォーマンスアップに対する対策もバッチリ。さらには、ドアとトランクをカーボン製に交換するなどの軽量化を実施。また軽量高強度のアルミ製プロペラシャフトを装着するなどして、驚異的なダッシュ力を実現している。シェルビーGT500の唯一の弱点ともいえる重心の高さを改善するために、エンジンの搭載位置をサブフレームで約1センチ下げており、これにより後発のライバルであるシボレー・カマロにも負けない低重心&ボディバランスをの良さを実現している。
800馬力を絞り出すことが可能なケニーベル製スーパーチャージャーを装着。実測では660馬力を発生させていることがわかった。
ドアとトランクをカーボン製に交換するなどの軽量化を実施。
トランク内部の内張りをも取り払うなど、軽量化に腐心していることが分かる。
エンジンルームはただならぬ雰囲気をかもし出している。が、その中身は見た目以上。800馬力を絞り出すことが可能なケニーベル製スーパーチャージャーを装着。それに伴いラジエーターやリザーバータンクの容量をアップした。このラジエーター類の配管がもっとも苦心したポイントだったという。
足回りに関しては、撮影時にはワンオフ製作したというSSR製の20インチホイールを装着していたが、このホイールはあくまでも日常ユース用で、サーキットやドラッグレースを走る際には、必要に応じてダウンサイジングしているとのこと。また、チューニングにおいて最も重要なブレーキに関しては、フロント6ポッド、リア4ポッドのシャルビースーパースネークをチョイスしている。
一方インテリアは、ブリッド製バケットシート×2脚、ワンオフロールケージ、3連メーター、オーディオレスなど、そのスパルタンな装いはほとんどレースカーといった趣きで、とてもナンバー付きで公道を走っている車両とは思えないほど。シェルビーGT500というクルマは、日本でも比較的チューニングされることの多いクルマではあるが、ここまで徹底的に車両全体に手が加えられていた車両は他にはないだろう。
これほど強烈なチューニングを希望するオーナーは稀だと思うが、マルタニではユーザーの要望に応じて様々なチューニングやカスタムに対応してくれるとのことなので、愛車のパフォーマンスアップを計画中の人は、一度相談してみると良いだろう。
フロント下回りで目立つのは頑丈なサブフレーム。また、アッパーアーム、前後スエーバー、アルミトルクロッド、プロペラシャフトなど、様々な強化パーツが装着されている。
ホイールはSSRにワンオフ製作を依頼した一点ものだが、これはあくまでもストリート用である。ブレーキはフロント6ポッド、リア4ポッドのシャルビースーパースネークをチョイスしている。
オーディオは潔く取り払われており、代わりにラインロックのスイッチがインストールされている。
ホールド性に優れたブリッドのフルバケットシートを装着。シートベルトにはシンプソンをチョイス。車内をぐりると囲むように設置されたクロモリ製ロールケージはワンオフで製作されたものという。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES