更新日:2024.05.31
文/石山英次 写真/フォードモーター
デビュー間近と言われているマスタングダークホース。ダークホースとは7代目マスタングのトップモデルであり、2001年に「ブリット」が投入されて以来の、新しいネーミングの導入である。
ダークホースは、マスタングに関わるエンジニア、デザイナー、専門家等の特別チームが編成され、3年以上の歳月を費やして製作され、ストリートにもサーキットにも対応するパフォーマンスを有するという。
搭載されるGTの5リッターV8NAエンジンは500hpを発生させ、エアロ、タイヤ、サスペンションを含むハンドリングを改善し、ハイパフォーマンスモデルに相応しい性能とスタイリングを確立している・・・・・。
さて、現行マスタングであるが、すでに5リッターV8、2.3リッター直4ターボのクーペ&コンバーチブルの発売が本国で行われている。くわえてスペシャルモデルのGTD(限定スペシャルモデル)や上記ダークホースの存在が決定しているが、それ以外にも今後新たなラインナップの登場が噂されている。
それがV8+モーターのハイブリッド、そして4ドアモデルの存在である。
ハイブリッドは、マスタングをこの先も生き残らせるための手段として必要であり、この方法をとればV8エンジンの余命も長くなる可能性がある。
一方で4ドアモデルの誕生は一体何のため? マスタングに4ドアモデルがデビューすれば歴史上初ということになるが、果たしてその真偽は?
誕生するとすれば、2ドアのドアが若干短くなり4ドアになる。が、マスタングはもともと2+2的な4座であるから、4ドアにしたところでその居住性には甚だ疑問だが・・・。
と、ここまで書いて思いついたが、もしかしたら2025年に登場予定の新型ダッジチャージャー4ドアモデル(直6ツインターボエンジン搭載)に対抗するモデルもかもしれない!
となれば、2025年以降にV8搭載マスタング4ドアと直6ツインターボ搭載チャージャー4ドアの直接対決が見られるかもしれないのである。
いずれにせよ、チャレンジャーやカマロが生産終了となったこの期に及んで、まだまだバリエーションモデルを増やし勝負しているマスタングに非常に好感が持てる。
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