更新日:2011.08.31
文/編集部 写真/編集部
個人的にクルマの曲がりをいつも試しているコーナーがある。
高い速度で進入したときの限界領域での挙動が云々……、
みたいなことを語れるだけのウデはないので、
あくまで普通に走るだけなのだが、
それでも無意味に何度も往復したくなるほど気持ちよく曲がれたり、
あるいは逆に恐怖感を覚えたりと、
乗るクルマによってその印象は様々に変化する面白いコーナーだ。
かつてチューニングされたマグナムを走らせたことがあるのだが、
そこでのマグナムはまるで「200kgぐらい軽量化したのでは?」と思えるほど軽快な曲がりを見せてくれた。
そいつはマグネシウムホイールを履いていたのだ。
バネ下重量を軽減することは
車体全体を軽量化するより何倍も走行性能の向上に寄与する、
ということはよく言われることだが、
まさにそれを実感したのだ。
バネ下が軽いとサスペンションがスムーズにストロークしてくれ、
フットワークが軽快になるだけでなく、
乗り心地やブレーキの効きにも良い傾向をもたらす。
いたずらにバネレートを高くした固い足回りにしなくても
コーナリング性能を向上させてくれるのだろう。
バネ下重量軽減は、実は万人にオススメのカスタムではないか?
最近つくづく思うことだが…。
そんなとき思い出したのが、C5コルベットだった。
純正でマグネシウムホイールが装着されていたはず。
写真はZ51のMT仕様。コイツを3日間借りて
思いっきり走らせたことがある!
今となって思えば、それだけこだわっていたということでしょうか?
ま、この先純正でマグネシウムを履くアメ車は絶対に出てこないでしょうが……。
これまでのようなバネ下重量増加カスタムではなく、
ぜひ、重量軽減をお試ししていただくとよろしいかと思いますね。
それだけでアメ車は「変わり」ますから!
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