2台目が現行型デュランゴである。スペースでは昨年から今年にかけて10台近くものデュランゴの新車を日本に直輸入している。日本全国でもこれほどの数の新車を輸入しているショップはそうはない。
もちろん、スペースではこうした新車の納車整備が可能であるからこれほどの数が扱えるわけであり、納車時には全車のECUの確認&アップデートを行い収めている(これができるショップが数少ないのが現状)。
たとえば船に乗って輸送されている間に本国メーカーにてECUのアップデートの指示が出されている場合、それを知らずに納車し日本国内を走り始めれば確実に故障の原因になるだろう。
だがスペースでは納車時に最終アップデートを行っているから、すなわち現地ディーラーのような整備体制を敷いているからこそ、どんな最新車両も積極的に販売でき、同時に常に実車を取り揃えている販売手法だからこそ、ユーザーたちからの信頼も厚いのである。
さて、個人的にオススメなデュランゴがある。それは392エンジンを搭載したSRT。しかも内装にラグナレザーを使用したモデルで、今回スペースにて取材したのも、このまったくドンピシャなモデルが揃っていたからである。
ちょっと話は逸れるが、ここ最近、「フルサイズSUVオーナーたちが次なるアメ車として魅力的なSUVが存在しない」と嘆いているという。たとえば2015年アップのキャデラックエスカレードに乗っているオーナーさんが、気になるのがポルシェのカイエンだったりBMWだったりベンツのSUVだったりするという。
その理由は「エスカも良いけど、機動力がない。高速でゆったりのんびり走る分にはいいけど、もう少し小さく速いのが気になる、欲しい」となり、自然と欧州車へ意識が向くという。
だが、そんな方々にオススメしたいモデル!それがデュランゴSRT。
搭載エンジンは6,4リッターV8HEMIで475hp、最大トルク470lb-ftを発生させ、8速ATで駆動する。キャデラックエスカレードと比較すれば、車重で約200kg軽く、エンジンパワーで約50hp高く、トルク数値でも僅差で勝っているからデュランゴSRTの方が圧倒的に速い。
ダッジいわく「世界最速の3列シートSUV」と公言したモデルである。実際、0~60マイルスプリント加速4.4秒を公式計測しているから、欧州SUVにだって負けない。しかもミディアムボディだから街中での扱いも抜群に良く、機動性も高い。
しかも4駆である。正確にはトルク配分型のAWD。装着されるアダプティブサスペンションには20インチタイヤが組み合わされ、旧モデル比でフロント4%、リア15%ほどスプリングの剛性を上げている。それらによるボディ重量配分は52:48を実現し、フロントが重すぎないニュートラルに近いハンドリングを提供してくれる。
一方ブレーキは、巨大な15.0インチローターに6ピストンのブレンボキャリパーで、リアは4ピストンキャリパーと13.78インチのローターとなる。
こうしたパフォーマンスパーツ以外に、デュランゴSRTをオススメする理由が3列シートであること。「やはり3列は使える」というのがファミリー層の本音であり、サイズの小さい2列シートのSUVは多々あれど、ミディアムクラスの3列モデルの数はあまり多くない。
くわえてSRTのような500hpに迫るSUVはデュランゴSRTをおいて他にない、という個性で満たされているわけで、こちらも唯一無二の存在としてチョイスすべきSUVだと思うのである。
で、個人的にさらにオススメなのが、ラグナレザー装備のSRT。ラグナレザーの質感がめちゃくちゃ良く、一度体感してしまうとこれ以外選びたくなくなる。
いわゆるオプションの最高峰レザーになるのだが、そのレンガ色のようなカラーリングと質感が、キャデラックのような高級感とまではいかずとも、デュランゴにはよく似合い、そしてタッチもセンスも最高であるから、絶対に選ぶべきオプションであると思っている。
というわけで、今なら2019年のSRT、ラグナレザー装備車の新車が入手可能なのである。
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