更新日:2025.12.19
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス
つい一ヶ月前にデュランゴの2026年モデルが発表されたが、その時点で「V6エンジン廃止」と発表されていた。が、その後一転、再びベースモデルとしてV6モデルがラインナップされている。
「ベースモデルを望む声が非常に高かった」ということらしいが、このV6の復活にて再びデュランゴのフルラインナップが形成された。
そして驚きなのが、ヘルキャットエンジンを搭載したデュランゴSRTヘルキャットが頂点に君臨していること。通称ヘルキャットエンジンは6.2リッタースーパーチャージャーエンジンで、いつ生産終了してもおかしくはない、とずっと言われ続けた名機。
すでにチャレンジャーヘルキャットが生産終了して3年になるが、派生モデルたちがまだ生き残っていることに驚きを隠せない。だが逆に、この名機を搭載した名車の新車を買うチャンスが残っているということでもある。
710hpを発生させる3列シートを持ったミッドサイズSUV。最終モデルとの発表はないが、デュランゴにもジェイルブレイクが登場しているから(チャレンジャーもジェイルブレイクが出た後にラストコールだった)、近いうちに生産終了が見込まれているのかもしれない。
自動車の最終的な結末は「EV+自動運転」なのかもしれない。が、トランプ大統領の就任により、そこに到達するまでの時間的猶予が4年与えられた。
デュランゴSRTヘルキャットもそうだし、今後登場予定のダッジチャージャーV8モデルも、その猶予があったからこその産物である。
これらを日本で乗ることは今なら可能である。日本にも、もう時期(2030年までに)大幅な規制強化の波がやって来る。そうすればこうしたアメ車の新車に乗ることが今以上に厳しくなるだけに、可能なら今のうちに楽しんでおきたい。

▲外装色は8色。B5ブルーやトリプルニッケルといった旧時代のカラーも復活している。

▲デュアルストライプにも新色が加わり、ブルー、ガンメタ、レッド、レッドラインレッド/ブラック、シルバーも可能になった。

▲ボディカラーやストライプ&インテリアカラーといった様々な好みを反映できるジェイルブレイクは、合計1000 万通り以上の組み合わせを可能にする。
138,000円
PERFORMANCE
GDファクトリー千葉店
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
PERFORMANCE
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル