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トヨタ史上最大のSUVの最大の魅力とは?

2011 トヨタ・セコイア 5.7リッターV8 4WD_part2

セールスポイントはサイズではなくデザインと使い勝手?

タンドラのモデルチェンジに合わせてサイズアップしたセコイアだが、実は大きさ以上に重要なのは、エクステリアのデザインとインテリアの使い勝手の良さかもしれない。

更新日:2011.09.02

文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/佐藤安孝(Sato Yasutaka/バーナーイメージズ)

取材協力/WHAコーポレーション TEL 0120-830-188 [ホームページ] [詳細情報]

タンドラ譲りのフロントマスクは大迫力!

 2代目セコイアのセールスポイントはフルサイズならではのゆとりの車内空間と迫力満点のエクステリアだろう。

 part1で書いた通り、セコイアはピックアップトラックのタンドラとプラットフォームを共有する兄弟車なので、当然ながらタンドラの開発コンセプトや性格を多分に受け継いでいる。

 初代タンドラはボディもエンジンもライバルとなるGMのC/KシリーズやフォードのFシリーズよりも一回り小さく、かつエクステリアデザインもどこか控え目な印象があった。これはおそらくビッグスリーに配慮したためと思われるが、結果的に初代タンドラは販売面では苦戦した。この初代モデルの失敗を反省したためか、2代目タンドラはボディサイズ、エンジン排気量、エクステリアデザインともに、ライバルを圧倒するほどの本格的なアメリカンピックアップトラックとして登場した。
 そして、このタンドラの変貌は当然ながらセコイアにも受け継がれ、2代目セコイアはC/Kシリーズをベースとするタホやユーコン、Fシリーズをベースとするエクスペディションと対等以上に渡り合える本格的なアメリカン・フルサイズSUVへと生まれ変わったのである。

 2代目セコイアのボディサイズは、全長×全幅×全高(mm)が5210×2029×1956。この数値はライバルであるシボレー・タホの5131×2020×1953、フォード・エクスペディションの5245×2002×1961とほとんど同サイズであるが、タンドラ譲りのフロントマスクは非常に押し出し感が強いので、ライバル以上に大きく見える。この圧倒的な存在感はトヨタ系SUVのフラッグシップであるランドクルーザー200やレクサスLX570をも凌駕しており、これこそがセコイア最大の魅力と言っても過言ではないだろう。

タンドラと共通デザインとなるフロントマスクは、これまでのトヨタ車とは一線を画すほど攻撃的なデザインで迫力満点だ。

6対4分割可倒式のサードシートはラゲッジのピラーの裏側にあるスイッチひとつで操作できる。

車内空間の広さと使い勝手の良さはライバルを圧倒!

 セコイアのもうひとつの魅力は車内空間の広さと使い勝手の良さだろう。サイズがサイズなので当然ではあるのだが、セコイアはトヨタ史上で最大の車内空間を有するSUVである。フロント及びセカンドシートはもとより、サードシートでさえもレッグスペースや頭上空間には十分な余裕がある。3列シートを備えるSUVは世界にはいくらでも存在するが、セコイアほどゆったりと最大乗車人員を収容できるSUVは珍しい。

 また、セコイアの車内空間はただ単に広いというだけではない。使い勝手の良さや快適さも特筆もの。7人乗りのLimitedとPlatinumでは、キャプテンタイプのセカンドシートに前後スライド機構を備えているので、少人数で乗車する場合にはセカンドシートはまるでリムジンのようにゆったりと足を伸ばすことが可能だし、サードシートの乗降もスムーズにできる。

 全モデル共通の6対4分割可倒タイプのリアシートは、スイッチひとつで床下に格納でき、一瞬にして広大なラゲッジスペースを作ることができるし、8人乗りのSR5やPremiamでは、セカンドシートとサードシートをミニバンのようにフルフラットにすることも可能。最近はアメ車の中にも多彩なシートアレンジ機能を備えたモデルが珍しくないが、使い勝手の良さや完成度の高さといった部分を相対評価した場合、さすがにトヨタには一日の長がある。

 7人乗りと8人乗りのどちらのタイプを選ぶかはユーザーの使い方しだい。Limited以外のグレードはそもそも選択肢はないのだが、セカンドシートが独立タイプがベンチタイプかによって、思いのほか使い勝手は違ってくるので、購入時にはグレードの選択で悩む方が意外に多いかもしれない。

 >> トヨタ・セコイア part1へ

 >> トヨタ・セコイア の販売車両を見る




セコイアのセールスポイントのひとつは広大な車内空間と多彩なシートアレンジ。とくにサードシートとセカンドシートを床下に格納した場合のラゲッジの広さは特筆もの。これほどキレイにシートを収容する技術と仕上げは、さすがトヨタといった感じだ。

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