市販車世界最高レベル
コルベットZR1は、2008年に登場し、2010年に日本導入が開始された超ハイパフォーマンスカーである。
注目はLS9と呼ばれるエンジンだ。6.2リッターV8 OHVエンジンはベースとなるクーぺと変わらぬままだが、パフォーマンスビルドセンターで手組みされるこのエンジンの中身は、まったくの別物。数々のレーシングテクノロジーが投入され、さらにスーパーチャージャーの搭載により、欧州製スーパーカーをも凌駕する超ド級のスペックをマークする。
具体的には、チタン製のコネクティングロッドやインテークバルブ、ドライサンプ式オイルシステムなど、数々のレーシングテクノロジーが注入される。さらにイーストン社製スーパーチャージャーとインタークーラーが組み合わされた珠玉の逸品は、647ps/6500rpm、最大トルク83.5kg-m/3800rpmを発生させ、コルベット史上最強エンジンとの呼び声も高い。
このエンジンに組み合わされる6MTには、クロスレシオのギア比が設定され、レーシングカー同様のトランスミッションオイルクーラーを装備しているという。またツインディスククラッチが採用され、パワー伝達と放熱性と耐久性に優れた仕様となっている。
足回りには、レーシングレベルサスペンションと名付けられた、電磁を利用して最適なダンピング確保するマグネティックセレクティブライドコントロールが装着されているが、コイツは他車に装着されているものとは異なり、専用チューンとなる。ブレーキもまた本格的で、6ピストン(リア4ピストン)にブレンボ製のカーボンセラミック クロスドリルドローターの組み合わせだ。
一方で、スポーツカーとしての要ともいえる軽量化にも抜かりはない。フレームをアルミ、一部ボディパネルにはカーボンを採用したボディ(ルーフ、ルーフレール、ロッカーパネルなど)の車重は1530kg。V8スポーツカーとしては驚異的な軽さを達成しているのだ。余談だが、ひと回り以上小さくエンジンも3.7リッターのV6でしかない日産フェアレディZと同等の軽さといったら、ZR1の凄さが理解できるだろうか?
このスペックでのパワーウエイトレシオは、驚異の2.36kg/ps。0-400m加速は11.3秒を誇り、世界の高速マシンのメッカ、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットの北コース(全長20kmを超える)を7分26秒4で走り抜け、世界最速の市販車ラップを記録したのである。
注目はLS9と呼ばれるエンジンだ。6.2リッターV8 OHVエンジンはベースとなるクーぺと変わらぬままだが、パフォーマンスビルドセンターで手組みされるこのエンジンの中身は、まったくの別物。数々のレーシングテクノロジーが投入され、さらにスーパーチャージャーの搭載により、欧州製スーパーカーをも凌駕する超ド級のスペックをマークする。
具体的には、チタン製のコネクティングロッドやインテークバルブ、ドライサンプ式オイルシステムなど、数々のレーシングテクノロジーが注入される。さらにイーストン社製スーパーチャージャーとインタークーラーが組み合わされた珠玉の逸品は、647ps/6500rpm、最大トルク83.5kg-m/3800rpmを発生させ、コルベット史上最強エンジンとの呼び声も高い。
このエンジンに組み合わされる6MTには、クロスレシオのギア比が設定され、レーシングカー同様のトランスミッションオイルクーラーを装備しているという。またツインディスククラッチが採用され、パワー伝達と放熱性と耐久性に優れた仕様となっている。
足回りには、レーシングレベルサスペンションと名付けられた、電磁を利用して最適なダンピング確保するマグネティックセレクティブライドコントロールが装着されているが、コイツは他車に装着されているものとは異なり、専用チューンとなる。ブレーキもまた本格的で、6ピストン(リア4ピストン)にブレンボ製のカーボンセラミック クロスドリルドローターの組み合わせだ。
一方で、スポーツカーとしての要ともいえる軽量化にも抜かりはない。フレームをアルミ、一部ボディパネルにはカーボンを採用したボディ(ルーフ、ルーフレール、ロッカーパネルなど)の車重は1530kg。V8スポーツカーとしては驚異的な軽さを達成しているのだ。余談だが、ひと回り以上小さくエンジンも3.7リッターのV6でしかない日産フェアレディZと同等の軽さといったら、ZR1の凄さが理解できるだろうか?
このスペックでのパワーウエイトレシオは、驚異の2.36kg/ps。0-400m加速は11.3秒を誇り、世界の高速マシンのメッカ、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットの北コース(全長20kmを超える)を7分26秒4で走り抜け、世界最速の市販車ラップを記録したのである。

このクルマのカラーリングは、インフェルノオレンジメタリック。オレンジっぽい赤といえば分かりやすいだろうか? カーボンパーツとの組み合わせも分かりやすく、見た目にも美しいカラーリングだ。