更新日:2011.05.26
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ゼネラルモーターズ・ジャパンは、5月22日、カナダのオンタリオ州モスポート・インターナショナル・レースウェイで開催された北米を代表するレースカー・シリーズであるスポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ・ワールド・チャレンジ(以下SCCAワールド・チャレンジ)の第4戦「モスポート・ヴィクトリア・デー・スピードフェスト」で、レース専用にカスタマイズされたキャデラックCTS-Vクーペが出場し、アメリカン・ル・マンGT1シリーズで3回も選手権を手にしているジョニー・オコンネル選手が3位、2005年のSCCAワールド・チャレンジのGTクラスにキャデラックで出場し、見事優勝を果たしたアンディ・ピルグリム選手が5位と健闘したことを発表した。
キャデラックにとって、SCCAワールド・チャレンジシリーズは、2004年から2007年に掛けて出場して以来、4年ぶりの登場となる。これまで、キャデラックはCTS-VスポーツセダンでGTクラスに参戦し、2005年・2007年にマニュファクチャラーズ選手権、そして2005年にドライバーズ選手権を制覇するという輝かしい戦績を残している。
SCCAワールド・チャレンジGTクラスでは、キャデラックCTS-Vクーペをベースにしたレースカーで2チームが参加し、レース仕様のキャデラックCTS-Vクーペは、キャデラックとミシガン州ニューハドソン市にあるモータースポーツ専門のエンジニアリング会社のプラット&ミラーの共同開発によるものとなっている。レーシング特有のチューニングやSCCAシリーズのテクニカルルールを満たすため一部の構成部品をカスタマイズせざるを得ないが、生産車モデルのクーペの仕様から極力離れないように調整されている。
■SCCAについて
SCCAの歴史は1944年に始まり、アマチュアからプロフェショナルまで、あらゆるレベルのカーレースを主催・支援している。ワールド・チャレンジシリーズは、自動車メーカーやアフター・マーケットサプライヤーに、実際の生産車の性能を確認・競争の場を提供することを目的としている。各レースは50分の時間制限があり、周回数や総距離がサーキットの構成やラップタイム、レースコンディションによって決定される。
■キャデラックCTS-Vクーペについて
CTS クーペのデザイン性の高いスタイルに、CTS-V セダンと同様のV型8気筒6.2Lスーパーチャージャー付エンジンから生み出される強大なアメリカンパワーと高い走行性能を融合した、キャデラック史上最強最速のモデル。スタンダード仕様のCTS-Vクーペに加えて、RECARO社製パフォーマンスパワーシートやベンチレーション機能を搭載し装備を充実させた、CTS-Vクーペ プレミアムの2モデル。http://www.cadillac.co.jp/ CTS-Vクーペ(メーカー希望小売価格):8,990,000円(消費税込み価格)
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