更新日:2011.11.02
文/編集部 写真/編集部
ここ最近、撮影や打ち合わせなどで外出することが多く、会社にいないことが多いのだが、天気も良く気持ちいい日が多いので気分転換になることが多い。それに取材自体が楽しいものばかりなので、なお良し。ただそういった取材の足はほとんどが電車であり、たまに軽とかもあるのだが、本日はなんとC5コルベット。超ひさびさである。
まずは助手席でのインプレ。足元がそこそこ広く、悪くはないが、座っているだけでは、目の前が殺風景なのもあり、かなりつまらないクルマ。
そして道中、走行写真を撮影するからといって、タルガのトップを取るという。「マジか~、めんどくさい」とひとりごちたのだが、さにあらず。室内のロックを2箇所外せばすぐにとれた。軽量だし、超簡単。ちょっとびっくり。
そしてここからは運転手として。オープントップのコルベット、マジで気持ちよかった。というかその前に、走ってみてぜんぜんヤレていないことに超びっくり。もちろんそれなりにメンテナンスをしているのだろうが、それでも貧乏暇なしじゃないが、四六時中日本中を走り回っているし、前後タイヤの銘柄違っているし(笑)。どうせボロボロだろって心の中で思っていたのだが、驚くほどしっかりしていたことに笑ってしまった。これがアメ車の実力なのか? はたまたオーナーの誠意ゆえなのか?
風を感じながら街中をゆったり走っていると、ボディの緩さなどはまったく感じない。トップを閉じているときに聞こえたガタガタといった低級音もぜんぜん気にならなくなった。個人的には剛性フェチなので、ガチガチのボディ剛性から得られる堅牢感が大好きで、オープンカーのボディの緩さには我慢ならないタチなんだが、C5の絶妙なボディフィールにはヨダレがでるほどハマってしまった。それにドライバーズシートからの風景は、助手席とはまた違って、またC6と比較しても断然スポーティな印象。
ちなみに、Tトップはいいですね。まず乗り降りが格段に良くなるし、入り込む風が程よいし、ボディ剛性の低下も最小限。なによりスタイルが抜群にいい。そんでもって、目を三角にして峠を攻めてみたり、リミッターを外して最高速にチャレンジしたりしなくても、ただフツーに街中を走ってるだけで十分に楽しい。
C5は見た目ほど大きく感じないし、扱いやすいし、そしてタフで、アバウトで、おおらかで、それでいてかなりカッコいいと、今さらであるが発見した次第である。余談ですが、クルマって、ほんと乗ってみないとわからないこと多い。気になるクルマがあったら、ぜひ試乗してみることをおすすめしますね。
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