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ゆっくり走ってもアメ車な夢広がる仕様!!

ダッジラムバン (MUSCLE VAN)

マッスルバン

一般公道で楽しめるエンターテイメントを目指して製作されたマッスルバンは、時代にマッチしたマッスルカーだ。

更新日:2010.10.19

文/編集部 写真/古閑章郎

取材協力/ジャパンレーストラックトレンズ TEL 03-5661-3836 [ホームページ]
     ファイティングラム TEL 03-5661-3836 [ホームページ]

マッスルカーをイメージして製作された

 鮮やかなグリーンのラムバン。その名も「マッスルバン」。いわゆるマッスルカーのイメージをバンにもたらした1台である。単純にエクステリアのイメージをマッスルカー風に気取ったバンなら過去には何台かあった。プラムクレイジーやらオレンジやらピンクやら…、マッスルカーの雰囲気だけをもたらしたダッジバンは確かに見た気がする。だが、このクルマの最大の魅力は、雰囲気だけでなく、走りにもその魅力を注ぎ込んでいることである。ご存知の方もいるかもしれないが、このラムバンは過去に当HP内で紹介されている。これをベースに今回はさらに一段と魅力を増した仕様となった。

 改めて紹介するが、ベース車は99年型のショートボディ。当時の足回りの仕様を一度バラし増し締めなどの調整を念入りに行い、そして15インチホイールとのバランスをとりつつ車高を2インチダウンし全体のバランスを合わせたという。エンジンはノーマル。だが、ロングチューブヘダースとラムエアー、そしてマフラーなどの排気チューニングによって、ふけ上がりの軽さとサウンドに驚くほどの変化が起こっている。詳しく解説すると、ロングチューブへダースはワンオフで製作されている。そもそもラムバン用のへダースは存在しないのだ。そこで、ラムトラック用のへダースをベースに取り回しや干渉の有無などを何度も図り直し、加工、調整の試行錯誤を繰り返した。

 ロングチューブヘダースを使用すれば排気の集合点までの距離が伸びるので性能的にはピックアップが良くなる。だが、その分トルクが落ちるという弊害もある。そこで、細めのロングチューブを使いトルク低下を抑えつつ、さらにワンオフマフラーで排気圧の調整をすることで、最低限のトルク低下とピックアップの良さの両立を図っているというのである。

エンジン自体はノーマル。だがラムエアーやその他排気系チューニングによってフィーリング改善に努めている。その甲斐あって抜群の感動マシンになった。

右リアサイドから出されるワンオフマフラー。実際の映像&音もあるので、堪能して欲しい。製作スタッフたちは「キャブ車の音、ハーレ−の音」などを参考に、エンジン冷間時の燃料調整まで行ってサウンドにこだわっていた。

一つのエンターテイメントに仕上がっている!

 実際に試乗してみると、まずビックリするのがそのサウンドである。キーを回しエンジンを始動するとバンとは思えぬほどの重低音。「ドドドッドドドドドド」。不定期に訪れるもの凄い振動はまるであのハーレーのようである。そして走り出すとさらに感じるV8サウンド。感覚的には最近よく乗っているカマロなどの最新V8サウンドというよりは、ひと昔前のリアルなアメリカンV8。乗っているうちにバンとは思えないサウンドにひたすらアクセルを踏みたくなる衝動にかられてしまう。また、この個体にはバンにありがちな「ガタガタ、ミシミシ」という異音騒音が全く聞こえないために、よりエンジンサウンドに集中できるという環境が整っている。これは、上記に記したが、足回りの全バラしと増し締めなどの細かな作業が効いているということだ。

 あくまでベースがバンのため、確かにマッスルカーのような硬派な走りは望めない。だが、乗ると分かるがコイツはまさしくマッスルカーである。強大なフルパワーはなくとも、乗ってアクセル踏んであのサウンドを聞けば、誰もが興奮するに違いない。大袈裟に言えば「信号一つ分でも楽しめるクルマ」だ。400hpを持たなくても、ゼロヨン11秒切らなくても、コイツはたった信号一つ分でも楽しめる。「馬力や速さ」という、数値的なものではなく五感に訴えると言えば分かりやすいか。音、振動、それもアメ車の醍醐味なのだ。そういう意味では、間違いなく一つのエンターテイメントである。

 コイツを製作した高橋氏いわく「今までのラムバンから、本日の仕様に変化してそれはそれで楽しいクルマに仕上がりました。けど、逆にこれによって次なる変化への構想が湧きますね。際立つ部分と負けている部分がハッキリしましたし。例えば足回りをもっとこうしたいとか、ノンスリ入れたいとか、次なるプランが広がりますよね。そういう意味でも今後に夢が持てる仕様でしょう」

ロングチューブへダースの一部分。すべてを写真に収めるのは無理だったが、一部でも紹介できればと思い何とか撮影してみた。耐熱バンテージを巻いたりして、試行錯誤の跡が伺える。取り回しなどは、専用パーツがあるわけではないので、ラムトラック用を流用して、ワンオフ製作した。

レーストラックのオリジナルブランド・KIBAからリリースされている4ポッドキャリパーが奢られている。またブレーキホースもメッシュものに換えられているため、ブレーキング時のダイレクト感がかなり増している。いままでのような、ブレーキング時のノーズダイブが減り、ダイレクト感の向上で安心感がまったく異なっている。

オーナーさんも満足なリアルなV8サウンド

 オーナー氏曰く「まず、サウンドが以前に比べよりアメ車らしいサウンドになりました。アイドリングが落ち着くころは、キャブ車のようなデロデロ不規則なリズムに変わり鳥肌もんデス! 低中速はふけ上がりがよく、2.2トン以上ある車体が軽快に走ります。低速加速重視の国産車に比べると、やや速度的に劣る感じもしますが、こちらはトン車…その割りにと考えると十分な加速でしょう。中速から高速にかけてはヤバい! 全然、前とは比べにモノにならいほど伸びる伸びる。3〜4千回転、速度140キロ以上からの加速もへダースをいじったおかげかもたつき無く加速していきます。リアタイヤが295になりグリップ感、安定性も向上しています。ブレーキも軽く踏んだだけでジワーっと効き、踏めば踏んだだけ止まる。さすがはブレンボベースだけあります。このクルマは、スピードがどうこうではなく踏みたくなるワクワクするクルマですね。速度を求め乗りにくいクルマにするのではなく、あくまでファミリカーなんだけど…を意識してかみさんも十分普通に運転できる心躍らされるクルマになりました」

 例えば公道での時速300km。コイツも一つのロマンかもしれない。けど、そこには免許証やアクシデントなどの心配が常に伴う。だが、今回のようなもっと手前の領域で楽しめる遊び方だってアリだろう。「飛ばしてもアメ車、ゆっくり走ってもアメ車」。どちらも魅力的な存在には違いないのだから。

15インチのホワイトレタータイヤに鉄チンのブラックホイール&純正のセンターキャップを組み合わせることで、往年のマッスルカーのイメージを感じさせる仕上がりに。フロント、255-60-15、リア295-50-15のサイズもコダワリが産んだチョイスである

ファイティングラムというオリジナルブランドのデカールやモパーなどのデカールが、マッスルに相応しい雰囲気をかもし出している。制作者のセンスがにじみ出ているといえるだろう。

室内に増設されたメーター類。本来ダッジバンにはタコメーターなどは必要ないかもしれないが、このマッスルバンには必要不可欠な存在だ。

オリジナルのフロントグリルとボンネットをブラックにペイントすることで、たとえばダッジチャレンジャーのシェイカーフードのようなイメージを連想することができるだろうか? そして2010年のダッジのストライプを入れて、またサイドにもステッカーやストライプを入れることで、マッスルバンの完成である。



マッスルバンの走りをどうぞ!
20秒過ぎてから走り出します!


注目のマフラーサウンド! ちょっと雑音入りですが…

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