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試乗記 TEST RIDE 2003 ダッジラムバン17年前に新車で売ったショーティを再び中古車として販売

2003 ダッジラムバン

まるでダッジバン試乗の神回とも言えそうな個体だった

減少の一途をたどるダッジラムバンであるが、そんな中で奇跡のような個体を発見。早速取材してきた。

更新日:2020.12.18文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

ガレージダイバン
TEL 03-5607-3344 [ホームページ] [詳細情報]

人気では高いがタマ数は減少の一途

 まず、ダッジバンは、前期・中期・後期と3世代にわたるモデル変遷を経ており、前期が1986~1993年、中期が1994年~1997年、そして後期が1998年~2003年となり、2003年をもって生産終了となった。だからこの車両はダッジバン最終年モデルの2003年型。

 さらにショートボディ。他にミディアム、ロングとあるが、ショートボディの全長は4900ミリ。それでいて5.2リッターV8エンジンが搭載されているから、サイズの割りにアメ車らしい迫力を備えた存在としてショーティは一時期日本でも大ブレイクした。

 現代でもダッジラムバンは人気であり、専門店ができるほどだが、それでも個体数は減少の一途を辿っており、欲しいと思ってもおいそれと入手できるような車種ではなくなってしまった。

 そんな中で、2003年型のラムバンを取材。このダッジバンは、ガレージダイバンが17年前に新車で売ったもの。その証拠がマジェスティックのコンバージョンであること。

 内装のシート類がレザー張りのカスタムバージョンにコンバージョンされており、質素なバンの雰囲気に変化を与えた1台だった。
この車両は、ダッジバンの中でも1998年から2003年までの後期モデルであり、ラムバン最終モデル。
ショートボディということで、かつて一世を風靡した個体そのもの。そんなレア物の程度良好車があるなんてまさに奇跡。
搭載される5.2リッターV8エンジンは225hpを発生させる。パワー数値以上に濃密なV8フィールが楽しい。この上に5.9リッターV8も存在するが、ショーティには搭載されない。
ご覧ください。非常にクリーンなインテリア。人工的に処理した形跡も皆無であり、長年に渡り大切にされてきた印象を受けた。質素かつ質感もさほど高くないが、逆にそれがヤレも少なく保たれた要因かもしれない。
メーター類もバッチリ動くし、走行距離から感じる異様な雰囲気も一切ない。とにかく興味あれば実車を確認したほうがいいだろう。

かつて新車売った個体が17年ぶり舞い戻った

 そんな個体が17年ぶりにダイバンに戻ってきた。新車で売って17年、走行距離が約9.1万キロ。

 中古車としては距離がかさんでいると思うかもしれないが、ざっと計算して年間5500キロ走行にも満たないから、年式の割には走っていないというのが実際のところ。

 内装を見ると、フロントシートにヤレがあった。が、それ以外で「ボロい」っと思わせる部分が全くの皆無だったのが驚きだった。

 内装全般は、当時のプラスチック全盛の質素なもの。だが、それが功を奏したのか、ヤレが非常に少ない。例えば、ダッシュボードのレザー張りなんかであれば、恐らくボロボロになっていただろうし、ウッドを使っていれば割れたりしていただろう。が、このラムバンにはそうした瑕疵が全くない。

 強いて言えば、上記したシートのヤレであり、それ以外ではヤレ以外にもカビ臭いにおい等の劣化も全くない。
このフロントマスクに多くのファンがいる。この個体はボディに艶があり、いまだ鮮度が高く保たれている非常にレアな個体だった。

クリーンなノーマル状態を維持している

 外装においても、まず大きなカスタマイズ箇所がないのが好感だった。ボディの塗装にも現状でヤレを感じる部分はなかったし、ホイールにいたっては純正品だった。

 だから中古車として、非常に興味深い状態であり、少なくともこれまでに取材してきたどのダッジバンよりも好感であり、期待を抱かせる1台だった。

 さて試乗。見て驚きの個体は、走っても驚きの連続だった。ひと言「最高」。

 中古車だから、完全ということは正直ないし、例えば現代の最新ミニバンのよう快適性だってない。が、これまでにダッジラムバンと紹介してきたどの個体よりもしっかり走り、気持ち良くエンジンが吹け、そして確実に止まる。
足回りから車高の高さにおいてもノーマル状態を維持しており、乗り味も快適そのもの。ダッジらしい硬質なボディも健在。乗って非常に面白いバン。
個体の状態は非常に良いし、室内も極めてクリーンだが、フロントシートにのみヤレを確認。だが、17年前の車両だと思えば、この程度で済んでいることが自体が奇跡のようなもの。
セカンドシートの状態は非常に良好。レザーやシートに張りがあり、快適。
17年前に販売した時点で貼られたステッカーがまだ貼られていたのには驚いたとスタッフが語っていた。
ノーマルホイールが装備されていることも奇跡的。すべての状態がちゃんと結びついている極めて珍しいダッジバンだった。
ガレージダイバンスタッフ・吉川さんも驚くレベルの個体であると、販売から現在に至るまでの個体の経緯を詳細に説明してくれた。

改めてダッジバン人気が理解できるほどの個体

 足回りも、純正タイヤサイズを維持したまま、しっかり整備されてきたのだろう、ロールも適度に抑えられており、アメ車のバンらしい鷹揚とした乗り味を味わわせてくれる。

 ボディも、今やレアなショートサイズだから日本の狭い路地においても臆することなく、さらに頭が入れば内輪差等を気にする必要もなく、だが、それでいて日本製ミニバンよりも室内サイズが広大だから、使い勝手の良さも比較にならない。

 何よりV8サウンドがたまらない。

 小一時間試乗していたが、これだけ良く走るダッジラムバンだからこそ、その人気の高さが改めてよくわかる。少なくとも、クルマとして非常にまともだし、興味があるならとにかく実車を見て確認して欲しい。

 ノーマル状態に近い個体だから、カスタマイズ好きなら今後の自由度が増すだろうし、とにかく走りに不安を感じないから、ラムバンファンならとにかく満足できるであろう個体。まさしくダッジラムバン紹介の個体としては神回だと言っていい。

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