車両の詳細は以下の通りです。
↓
1995年型 シボレ ーカプリス ワゴン クラシック
・車両本体価格:268万円
・走行距離:6万1520km
・排気量:5.7リッターV8 OHV LT1
・ミッション:コラム4AT
・ボデイカラー:ホワイト(オールペイント)
・内装:グレー(オリジナル)
・乗車定員:8名(3ナンバー)
・新車並行輸入車/実走行車
・Newパーツ多数(プラグコード、ウォーターポンプ、ファンベルト、プラグ、オイルクーラーホース、デスビキャップ、デスビローター、ベルトテンショナー、サーモスタッド、各種エレメントほか)
動画中でも解説している通り、ほぼオリジナル状態で入庫した車両を、ガレージダイバンがフル整備&リペイントして仕上げた車両です。必要な箇所のみ新品パーツに交換。内装など、そのままでも綺麗な部分はクリーニングするだけで交換していないので、四半世紀前の車両の雰囲気は十分に残っています。
「新車購入してから25年間、ガレージに保管して大切に乗ってきました」的なイメージの仕上がりというか、「お金を湯水の様に使ってレストアしましたよ!」みたいなピカピカ状態でないのが逆に筆者の好み。
90年代後半から21世紀初頭にかけてのアメ車ブームの頃、この型のカプリスは、日本に数多く輸入されましたが、現代の日本にはほとんど残っていません。何故か? みんな潰れたからでしょう。
アメ車ブームの頃に日本に輸入された車両の多くは、メーターを不正に巻き戻された中古並行輸入車で、ろくに整備もされないままで乱暴に乗られるパターンが多く、壊れても修理されることなく潰された車両が多かったんじゃないか?と、筆者は考えています。
正直、90年代当時の筆者は、カプリスワゴンにそんなに良いイメージはありませんでした。前記した通り、内容的に酷い個体が多かったし、おまけにサスカットされたり、ハイドロリクスにされたり、「カスタムする前にやる事あるだろ?」とツッコミたくなる様な車両が多かったからです。
誤解を恐れずに言えば、第四世代のカプリスには「不良の乗るクルマ」とか「ミーハーなファンが乗るクルマ」みたいなイメージを持ってたんですよね。そのため、わりとノーマルで乗られている車両の多かった第三世代のカプリスの方に好感を持ってました。
でも、やっぱり何処かにはこの型のカプリスに対して、憧れみたいなもんも持ってたんですよね。たまに仕事でアメリカに行くと、当時はタクシー(イエローキャブ)もパトカーもみんなこのカプリスだったし。サイズ的にもデザイン的にも、本当にアメ車らしいモデルでしたから。
ロサンゼルス空港に着いて、外にタバコを吸いに行くと、空港の中をこの型のカプリスがたくさん走ってて、それを見ると「アメリカに来たなぁ」と実感出来たんですよね(笑)。
良くも悪くも筆者の印象に強く残っているのが第四世代のカプリスであり、そんなカプリスがフルオリジナルに近い状態で残っていたわけですから、そりゃテンションも上がります。実際に乗っても良かったですしね。
コストはかかるけど、3ナンバーのままなのも素晴らしい。5人乗り1ナンバーに登録変更した方が安上がりなのは承知ですが、後ろ向きの補助シートはやっぱり魅力的ですから。これはねぇ、本当に欲しいと思いました。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES