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規模は小さくなっても、ライバル減少で逆に販売好調

2017クライスラーパシフィカ (CHRYSLER PACIFICA)

隠し球としてPHEVも登場する

クライスラー製ミニバンとして人気を博していたタウン&カントリーのリニューアル版として誕生したクライスラーパシフィカ。あえて名前を変えて登場するパシフィカは、本国ミニバン事情とは裏腹にかなり気合の入った存在である。

更新日:2016.06.17

文/編集部 写真/FCA

セグメント初のPHEVもラインナップする

 本国アメリカでのミニバン人気は凋落の一方であり、GMやフォードは早々に撤退。これまでのミニバンユーザーを3列シートを持つクロスオーバーSUVへと移行させることで、ミニバンシェアをも奪い、その結果、USトヨタ、USホンダ、クライスラーが生産を継続しているメインプレイヤー。

 だが、面白いことに、ミニバンシェアは確実に減っているのだが、ライバルが減ったことによって上記3社のミニバン販売台数は一転好調に。なかでもトヨタシエナは一強の強さを見せシェアアップを果たしているほどだ。

 そんな状況を知ってか、クライスラーは2017年ニューモデルとしてクライスラーパシフィカを登場させた。このパシフィカ、ニューモデルとはいえ、いわゆるタウン&カントリーの生まれ変わりであるのだが、あえて名前を変えての再出発を図ったのである。

 2017年型パシフィカは、ベースとなったタウン&カントリーからプラットフォームを一新し、ハンドリングや乗り心地、その他機能面や安全性を高め、ミニバンの新基準を打ち立てるべく開発されている。

トヨタシエナを相当研究したのか、外見や内装から品質感がみなぎっているのがパシフィカの特徴である。

 エクステリアやインテリアのデザインは、クライスラー200の影響を受けた部分が多く見受けられ、ひと目見てクライスラ製ミニバンという認識がなされるよう、スタイリッシュさを全面に押し出している。

 このボディに搭載されるエンジンは、3.6リッターV6ペンタースターエンジン。287hp、最大トルク262lb-ftを発生させトルクフライライト9速ATと組み合わされる。

 一方、元祖ミニバンと言われるこだわりか、クライスラー製ミニバン特有の「初物好き」としての隠し球もちゃんと用意されており、それがセグメント初となるPHEV(プラグインハイブリッド)の存在である。

 搭載されるエンジンは、ガソリンエンジン同様に3.6リッターV6ペンタースターエンジンとなるが、パワーを抑えCVTと組み合わされることでリッター30キロ以上を実現させるというから恐れ入る(あくまでカタログ数値だが)。

 ちなみに、このPHEVは、セカンドシート下にリチウムイオンバッテリーを収納する関係上、下記写真のようにセカンドシートを床下に収納することはできなくなっているが、それを除けば、ガソリンモデルとほぼ同様の装備や取り回しが可能となる。

 あえて名前を変えて勝負にでたクライスラーのミニバン戦略は、果たして成功するのだろうか? 2018年にはトヨタシエナのモデルチェンジも予定されていると言われるだけに、3強、いや2強のミニバン戦争が巻き起こるのかもしれない。

パシフィカは、写真のタウン&カントリーのモデルチェンジ版であるが、ミニバンの概念変えてもらいたいという意向からあえて名前を変えて登場している。

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