更新日:2012.01.31
文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/古閑章郎(Koga Fumio)
昨年末くらいから、何故か突然「なんか新しいクルマが欲しいなぁ…」と思うようになりました。
現在の私の愛車は3年ほど前に中古で購入した1999年型シボレー コルベット。ホイールを塗装してエアクリーナーをK&Nに交換している以外は何も手を入れていないノーマル車です。購入当時の走行距離は4万kmちょっとでしたが、取材などで長距離ドライブをする機会も多く、オドメーターの表示は現在8万km弱にまで伸びています。
350馬力を発揮する5.7リッターV8のLS1は、現在の感覚では特筆する程のスペックではありませんし、6万km前後の絶好調時と比べれば、いくらかパワーダウンしている感じもあります。しかし、だからといって運転時にパワー不足を感じるシーンは皆無。
また、足回りやボディ、内装などもまだまだしっかりしているし、オイルなどの消耗品を交換するだけで、何の問題もなくノントラブルで走り続けてくれる。色々と余裕のない現在の私にとっては、速くて楽で丈夫な頼りになる相棒であり、正直言ってこのC5自体には何の不満もありません。
なのに新しいクルマが欲しくなってしまったんですよね…何故か。
実は私はアメ車関連の仕事をするようになってから、結構頻繁に愛車を乗り換えてます。
15年ほど前に、生まれて初めてのアメ車として1989年型シボレー カマロ IROC-Zを購入して以降、自分名義で走らせたアメ車をざっと並べて見ると…
1989年型シボレー カマロ IROC-Z(全損)
1991年型シボレー カマロ Z-28(全損)
1988年型シボレー カマロ IROC-Z(エンジンブロー)
1995年型シボレー カマロ Z-28(全損)
1994年型GMC サファリ エクスプローラー
1996年型シボレー カマロ Z-28
1981年型シボレー コルベット 4MT(エンジンブロー)
1999年型シボレー コルベット クーペ(現役)
不慮の事故やエンジントラブルといった想定外の事情で乗り換えざるを得なかった場合も多いのですが、改めて並べてみると……我ながらちょっと酷いですね。しかも見事にGMばかりだし…。
上記のリストは自分名義で所有した正真正銘の愛車達ですが、長期試乗企画でショップから借りて私が管理していたアメ車も何台かあります。また、アメ車以外にもフォルクスワーゲン ゴルフ2、ゴルフ3、アルファロメオ145、ホンダ トゥデイ、ダイハツ リーザ、ミラ TR-XXなど、欧州コンパクトカーや国産軽自動車を足として所有していた時期もあるので、それらを全部合わせると、ここ15年ほどで私が所有したクルマはかなりの台数になります。いくら中古の格安車ばかりとはいえ、経済的な余裕なんて全くないのに、我ながら「よくやるわ。アホか!」という感じです。
何と言いますか、「飽きる」というのとは少し違うんですけどね。若い頃は頻繁に引っ越しをしていましたが(上京してから現在まで9回くらい)、元来がそういった性分なのかもしれません。
ま、ただお金の問題はとりあえず横に置いておいて、クリエイティビティを活性化させるためにも、我々のような職種の人間には常に新しい刺激は必要(ホントか?)。ということで、次回は「私が次に買うであろうアメ車は?」というお題で少し書いてみたいと思います。ま、改めて考えるまでもなく、もう6年も前から欲しいクルマは決まってるんですけどねぇ〜(笑)
>> 2012年型 シボレーコルベット Centennial Edition Z06
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