更新日:2016.10.31
文/編集部 写真/モータートレンド
本国アメリカの Zero to 60 Design が発表したカスタムマスタングが話題沸騰である。現地時間11月1日から行われるセマショーに出展されるカスタムマスタングだが、その製作コンセプトが面白い。「フォードGTへのオマージュ」であるという。
ベースとなるのは5リッターV8エンジン搭載のマスタングGTだ。そこにフォードGTのイメージを投影したボディデザインキットを製作し、エンジンパフォーマンスを上げ、サスペンションやブレーキをチューンすることで、マスタングGTTとされている。GTTのTはフォードGTのTかと思えば、「Grand Turismo Tribute」の頭文字という。
ボディデザインは、フロントを延長しかつより鋭角さを増し、大口径グリルとボンネットの大型エアフードベントでフォードGTらしさを演出。サイドからリアに至っては、フォードGTのエアロトンネルを想起させるデザインが採用され、リアテールはそのままフォードGTのままである。
搭載されるエンジンは、マスタングGTベースの5リッターV8にProCharger製のスーパーチャージャーが装着され800hpを発生させる。
そのほかマグナフローのデュアルエキゾーストやアイバッハ製のプロストリートSサスペンションでセットアップ。ブレンボブレーキや22インチのヘネシーパフォーマンスホイールを組み合わせ、フォードGTの600hpを超えるパワーを制御しているのである。
このフォードGTTは、来年早々に南カリフォルニアのフォードディーラーを通じで少量生産の販売が計画されているという。Zero to 60 Design のデザイナー兼CEOであるケニーファイザー氏は、かつてはチップフースの元で働いていた実力者でもあり、そういう視点からも注目されているのである。
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