完全放電のバッテリーのエンジンをスタートさせるジャンプスターター、その名もNOCO(ノコ)geniusシリーズである。
このジャンプスターターの最大の特徴は、デザインとエンジン始動能力の高さ。要するに大排気量のアメ車のような無骨さと力強さが最大のウリであり武器である。
しかも、一般家庭での使用はもちろんのこと、自動車ショップからの依頼が多いという面からも、その実力は本物である。
昔からクルマ屋さんでのジャンプスターターの使用頻度は極めて高く、現在に至るまでにもさまざまな商材が開発&発売されていた。
だが、「どこかの機能を高めれば、どこかにひずみが出て…」を繰り返し、結果的にはあの重くて大きい鉛電池のジャンプスターターを使用しているショップは今もある。
そんな中でのNOCO(ノコ)geniusシリーズは、今現在の最大のサイズでも315×186×69ミリ(長さ×幅×高さ)であり、重さも約3.4キロというから、圧倒的に小さく軽い。
もちろん、これはリチウムイオン電池を使用しているからこそ実現できるサイズ感であり、それでいてプロの仕事に対応できてしまうという凄さが話題になっているのである。
「ひと昔前で言えばリチウムイオン電池使用であるからこそ避けられていた部分はあったかもしれませんが、日本に持ち込んで様々なテストを繰り返し、またスパーク防止などの安全機能も備わっていますし、クルマに詳しくない方でも簡単に使える等、圧倒的な機能と商品力によって多くのアメ車ショップやユーザーから支持されています」と営業スタッフは言う。
続けて、「このNOCO(ノコ)geniusシリーズは、アメリカやカナダでもかなり売れていまして、エンジン始動に関する性能評価は各方面からお墨付きを得ています」という。
実際日本にても、GB70(8.0Lガソリン/6.0Lディーゼル対応)という商品で、カラカラに干上がったゼロボルトのバッテリーの載ったハマーH1のディーゼルエンジンを一発で始動したという報告が入るほど、その性能に関する賞賛が続いている。
一方、プロ使用以外では、ブースターとしての役割のほかにスマホ等への充電も可能であり、LEDライトが備わっているため、キャンプでの使用等、クルマの中に忍ばせておくのも一考である。そして万が一、愛車のバッテリーが突然寿命を迎えてしまった場合でも、一瞬にして復活させることが可能なのである。
ちなみに、このジャンプスターターへの充電が当然必要になるが、USBケーブルでの充電となるため、手持ちのUSB充電デバイスやパソコン等からでも可能となり、車両のシガーソケットからでも充電OKである。
■NOCO(ノコ)geniusシリーズ
【GB40】 定価19000(税別)(6.0Lガソリン/3.0Lディーゼル対応)
【GB70】 定価36000(税別)(8.0Lガソリン/6.0Lディーゼル対応)
【GB150】 定価58000(税別)(10Lガソリン/10Lディーゼル対応)
そんなNOCO(ノコ)geniusシリーズに専用のケースが発売されている。それぞれの機種にジャストフィットする専用設計のケースである。
先日もHPPにて取材を行っている時、同社が使用しているGB150が工場内に置かれていた。もちろん、使用頻度が高いというのもあるのだろうが、裸のまま工場内置かれているのを見ると、小さいからこそのNOCOではあるのだが、逆に小さいからこそ見つけづらいということもあるだろうな、と。
それならシッカリケースにしまい、常に置き場所を与えてやる方が使いやすいだろうと思ったばかりであった。
また、個人的に使用するにも、常に裸のまま車内に置いておくのもどうかと思う気持ちも正直あったわけで、こういったケースが最初から販売されていないことの方がおかしいと思えるほどだった(笑)。
ということで、個人使用には携帯しやすくなり、業務使用でもきれいに収納できるできるケースは必須アイテムだろう。
ちなみに、専用ケースではあるが、一番小さいサイズを工具箱として使用しているバイカーさんも多くいるとのことである。
■NOCO(ノコ)geniusシリーズ 専用ケース
【GB40対応サイズ】 定価2300円(税別)(259×145×96ミリ)
【GB70対応サイズ】 定価3700円(税別)(315×206×137ミリ)
【GB150対応サイズ】 定価4500円(税別)(371×239×137ミリ)
330,000円
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