前エントリーで『テスラ専用Bluetooth TPMSセンサー』についての説明を受けている時である。会話の途中で「僕のテスラにも付いてますよ」と。
えっ? 僕のテスラ? 岩田さんって、BMWミニクロスオーバーに乗ってましたよね?
「はい、昨年夏に乗り換えたんですよ。モデルYに」
あら、そうですか! では今度撮影お願いします! という一連の流れから始まった取材。阿部商会商品課に籍を置く岩田純一さんである。
ちなみに、仕事的な兼ね合いでの乗り換えですか? テスト車両にするとか?
「いえ、好きで買ったクルマです。センサーに関してはたまたまです」
ということで、2023年型テスラモデルYに乗る岩田さん。昨年8月に購入されたという。購入グレードは「パフォーマンス」というからモデルYのトップグレードで、公称0−100km/h加速3.7秒、最高速が250km/hという超絶パワーの持ち主である。
ボディカラーはガンメタリックで内装がホワイトという何ともオシャレな一台。
「実は昨年春、実家の父親がスバルXVからの乗り換え車を探していたのでテスラを推しました。で、モデルYのスタンダードレンジを購入したのです。ボディカラーはガンメタで内装がホワイト仕様です。
この父のモデルYに頻繁に乗るようになり、『自分も欲しい』となったのが購入のきっかけです。というか、それ以前にセマショーとかでアメリカ出張する時はここ数年ずっとテスラのレンタカーを借りていましたからそういう意味では前から憧れていたと言っても良いかもしれません」
ちなみに、国産車からいきなりテスラの世界に飛び込んだ岩田父は買って大喜びという。今や当たり前のようにスマホを使いテスラを操っているというから素晴らしい。
「すぐに慣れますよ。クルマ自体に問題はありませんし、好きで飛び込んだ世界ですからね。私の場合は、娘の送り迎え等で妻が運転することが非常に多いので、そういう意味ではガソリン代の軽減といったメリットもたくさんあります。もちろんクルマとして楽しいですし、何ら問題ありません」
ちなみにテスラというかEVに付き物の充電ですが、不便を感じませんか?
「テスラのスーパーチャージャーを使った回数はかなり少ないです。一度プライベートで鈴鹿サーキットに行きましたが、そう言った遠出の時のみ使いますが、それ以外は基本、自宅の充電ポートを使っているので全く不便さは感じません。
毎日誰かしらが乗っていますが、帰宅したら充電コードをつないでそのまま充電していますし、普段はそれで事足りています。スーパーチャージャーを使うほどではないのです」
なるほど。確かにそういった使い方なら、全く問題はない! いざとなれば甘く見積もっても400キロは走れるから、それ以内の走行距離なら充電のことを考える必要はないし、仮に電池が減っても帰宅して自宅で充電すれば良いわけだから充電待ちによるストレスを感じることもない。
「たまに自分のゴルフと娘の送り迎えが重なる時があるんです。そういう時は父のモデルYを借りてゴルフに行ってますね(笑)」
まさにテスラ三昧の岩田さん。彼の「もうガソリン車には戻れませんね」との発言が非常に印象的であったが、ようはテスラを含むEVというのは「迷いながら買うものではない」ということなのだろう。
「欲しい」→「すべてを受け入れる」→「積極的に楽しむ」→「ネガが気にならない」→「大満足」
だから筆者のように、テスラには興味あるけど、「仮に750万円出すならマスタングのカリフォルニアスペシャルが買えるしなあ」とか考える奴には一生買えないのだろうと思う。
ということで、ちょっとでも不安を感じたり迷ったりしている人は絶対に買わない方がいいが、もし積極的に「買おう」と思ったならば、他人の罵詈雑言などは気にせず思いっきり楽しんで欲しい!
そこには間違いなく、ハマると抜け出せない独特の世界が待っているから。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES