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次期C8はミッドシップとして登場!?

コルベット・ミッドシップ化問題

となればC7は究極のFRコルベット

世界レベルのFRスポーツカーとして頂点に君臨するシボレーコルベット。その次期モデルで大変身が予想されている。FRからミッドシップ(MR)へ。果たしてその噂は本当か?

更新日:2017.04.10

文/椙内洋輔 写真/ゼネラルモーターズ

FRとして越えるべき壁を越えてしまった究極性能

 上記の写真がコルベットC7の凄さを最大限に物語る。地べたに這い蹲らんばかりの低い姿勢は、当代きっての低重心V8ユニットによるものだ。

 くわえてボディ前後オーバーハングの身近さに、トランスミッションをデフと一体化して後輪軸に置くトランスアクスル方式によって、理想的な駆動系レイアウトとトラクション性能を手に入れている。

 大排気量V8、しかもOHVのそれをフロントに積んで後輪を駆動するというレイアウトや、それによって必然的に生まれる後輪直前に座るドライバーの着座位置こそが、コルベットの歴史そのものでもあり、アメリカ人にとっては必然なのだろう。

 しかもC7は、こうした古色蒼然のスタイルをいまだ維持しつつも、FRスポーツカー界の頂点に到達した歴史的モデル。世界一のFRスポーツカーという称号を遂に手に入れた。

 だが。昔からコルベットには、各世代において必ずといっていいほどミッドシップ化の噂が出ていた。もしかしたら今回も、同様にある種の恒例行事みたいなものだと割り切ってしまってもいいかもしれない。

V8OHVエンジンをフロントに積んで後輪を駆動する。それによって必然的に生まれる後輪直前に座るドライバーの着座位置などが、コルベットとしての存在意義ではなかったのだろうか。

 その一方で、本国で行われてる各種パフォーマンステストにおいては、MRのV8フェラーリを凌駕する性能をも証明しており、同時に市販車ベースのLMGTクラスのレースにおいても常勝しているなど、FRコルベットとしての究極性能を獲得してしまっている状況。すなわち越えるべき壁をすべて越えてしまっている?

 ということで、FRでやり残したことはもはやないだけに、GMが新たな目標としてミッドシップ世界一を目指しても不思議ではない。すなわち、コルベットをミッドシップ化してフェラーリと同じ土壌で勝負するという考えもわからないではない。

 とはいえ、60年というコルベットの歴史をひっくり返す一大事である。本当に変わるのか?

 個人的には、ポルシェ911がリアエンジンを採用し続けているのと同様にコルベットにはFRを採用し続けて欲しいと切に願う。だからミッドシップはコルベットじゃなく、他の名前で登場してもらいたいと…。

 すでに世界中でスパイフォトが公開され、登場自体はもはや既定路線との報道である(だが、それがコルベットが否か等の詳細は未定)。すなわちC8のワールドプレミアは2018年1月に開催されるデトロイトモーターショーが有力といわれているが、果たしてどうか…。ジャスト9ヶ月後に真実がやって来る。

左が仮装されたミッドシップのC8で、右が今後登場予定のC7ZR1と言われている。

C7は歴史上最後の最強FRコルベット。新車車両価格1200万を超えるだけに安易に手が出せないのは致し方ないが、財力があるなら必ずや入手すべき1台となるだろう。

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