TEST RIDE

[試乗記]

マッスル仕様の硬派モデル登場

2017 ダッジチャージャー デイトナ (DODGE CHARGER DAYTONA)

現代のチャージャーをワンランクアップさせる魔法のコーディネート

2017年に登場したチャージャーデイトナを取材した。

更新日:2017.09.04

文/吉田昌宏 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

チャージャーのマッスル仕様

 ダッジにおける2017~2018年のモデルラインナップは、ここ数年のなかでかなり気合の入ったものだった。デーモンが登場しヘルキャットにワイドボディが誕生して、チャレンジャーにはT/A、そしてチャージャーにはデイトナが用意されたからである。

 で、そんな複数の派生モデルのなか、早々にチャージャーデイトナが日本に上陸した。BUBUのBCDが直輸入した1台である。

 BCDはこの車両以外にも、2017年の新車のチャレンジャースキャットパック392やフォードシェルビーGT350等をも直輸入しており、9月上旬にはその他複数のモデルとともに日本にやって来るということだから期待して欲しい。

 今回日本にやってきチャージャーデイトナは2017年モデルに登場したラインナップであり、イメージカラーがレッドとイエローであり、そのうちのイエローがやってきたという。

 デイトナのベースモデルは5.7リッターV8モデルと6.4リッターV8であり、5.7リッターは「デイトナ」、6.4リッターは「デイトナ 392」と表記されるから、今回の仕様は5.7リッターV8モデルがベースとなっている。

2015年にフルモデルチェンジを受けグリル、ヘッドライト、バンパー、フェンダー、ボンネット、フロントドアといったほとんどのパーツが更新された現行モデル。

旧モデルほどの爆発的人気はなくとも今回のようなマッスルモデル的な硬派仕様が登場すれば瞬殺で売れてしまうと言われている。

今回の「DAYTONA」仕様には、ネーミングソースとなっている1969年型のチャージャーデイトナが装備していた巨大なリアウイングは付いていないものの、現代のチャージャーをワンランクアップさせる魔法のコーディネートによって、4ドアモデルでありながらも生粋のマッスルカーたらしめる。

チャレンジャーには「T/A]が、チャージャーには「DAYTONA」が同時に発表され登場している。

アメリカナイズされた派手さが街中の景色を変える

 本気で眩しいくらいのイエローカラー(イエロージャケットと呼ばれる)に、フードやフェンダー部分にブラックのグラフィックアクセントが入れられ、同様にルーフもブラックにコーディネートさたチャージャーデイトナ。20インチのハイパーブラックフォージドホイールとのコンビネーションもいい具合にキマっている。

 ネーミングソースとなっている1969年型のチャージャーデイトナが装備していた、あの巨大なリアウイングは付いていないものの、現代のチャージャーをワンランクアップさせる魔法のコーディネートによって4ドアモデルでありながらも生粋のマッスルカーたらしめる。

 筆者は、現行チャージャーはノーマル状態で、まるでクラウンに乗るような感じで普通に乗って欲しいという印象を常に抱いていた。それでも十分にカッコイイし、今や世界中の4ドアセダンは大人しくなり、その座をSUVに奪われているからこそ、「あえてチャージャーがいい」とそこらじゅう中に喧伝していた。

 だが、こういったマッスル仕様の硬派なモデルを見るたびに、「やはり派手なチャージャーもいいな」と心が揺れる。実際には、派手といってもラグジュアリー系カスタマイズの派手さではなく、いわゆるマッスル仕様の硬派モデルである。

 今回のデイトナモデルなら、ノーマルで乗っても十分迫力があるし、アメリカナイズされた派手さが街中の景色を変えてしまうだろう。くわえて街行くクラウンやメルセデス、BMWやアウディなんかは歯牙にもかけず、唯我独尊のアメ車ライフが可能なはずである。

フード上にはブラックの「HEMI」のグラフィックが描かれている。

リアにも同様に。リアスポイラーもブラックカラーに。

ルーフは全体的にブラックに。

2017年モデル自体も同時に進化している

 目前にあるチャージャーデイトナは、というかダッジの2017年モデル全般ということなのだろうが、ドアの開閉から「ガチ」っとした硬質な印象を与えてくれ、シフトを「D」レンジに入れた瞬間のギアの入りの精度をも感じさせるし、チャージャー自体の改良が年々進み品質感が高まっていることを教えてくれ、近年のダッジの躍進をそのまま感じさせるモデルとなっている。

 組み合わされる5.7リッターV8ヘミエンジンは370hpを発生させ、それを8速ATで駆動する。カタログ的には、上に6.4リッターV8や6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンが存在しているだけに、R/Tの5.7を下に見る的な印象も否めないが、そうはいっても370hpである。

 ひと昔前のアメ車でいえば超ハイパフォーマンスモデルであり、最新モデルにおいてすらNAエンジンで400hp近いパフォーマンスを示す車両は数えるほどしかあり得ないのである。

 同時に2015年から組み合わされる8速ATの制御が非常に緻密であり、街中50キロ走行くらいのスピードにおいても頻繁にシフト操作されあっという間に5速にも入っている。

インテリアは基本、ノーマルモデルと同様のデザインを用いているが、部分部分にスチールヘアラインのプレートが貼られているのが特徴。

2015年から新たに搭載されている8速ATは、新時代のアメ車らしく積極的なシフトアップとダウンを実現してくれる。パドルでの操作も可能。

質感や使い勝手は悪くなく、洗練度も高い。

370hpと8速ATとの組み合わせは、十分なスポーツ性を与えてくれる。6.4Lならこれ以上が望めるはずだが、5.7Lでも満足度は高い。

2ドアがダメなら4ドアマッスルをどうぞ

 とはいえ、加速が欲しい時には瞬時にギアダウンし加速体制に入るし、その際のシフトショックがまったくなくパドル使用でも素早い変速操作が可能なだけに、使えるATとして十分に楽しめる。

 同時に、5.7リッターV8のパワフルさを十二分に伝えてくれるだけに、あえて「6.4Lを」と望まなければ、5.7で十分以上のパワー感を感じるのである。

 現行モデルのチャージャーは、じつは日本では人気が高いとは言えない車両である。実際にはその旧モデルが爆発的な人気高で圧倒的な存在感を放っていただけに、現行モデルも売れてはいるが「旧型程ではない」という意味なのだが、それでも旧オーナー勢に言わせればデザインが「大人しくなった」印象が拭えないという。

 だからこそ、旧型から現行への乗り換え需要が少ないという事実もあり、現行チャージャーの不人気説との理由になっている。

 だが、今回のデイトナを見れば分かる通り、十分にマッスルカー然としたスタイルやカラーリング、さらにはデコレーションに大いなる魅力を感じるし、2ドアだからとチャレンジャーを諦めているくちには、「是非とも」とチャージャーデイトナを推したいと思うのである。

 なお前述したBCDは、新車だけでなく中古車も直輸入しているが、現地のBUBU法人による日本人スタッフが、日本人向けにセレクトした車両を選別しているだけに、距離やコンディションが他社とは全く異なっているのが特徴である。

 今や誰もが個人輸入と称して並行車を日本に持ち込むことは可能だが、現地での作業が日本人であるということが大きな利点であるということの意味は、アメリカンとジャパニーズとの思考や志向の違いを知れば、お分かりいただけるだろうと思う。

組み合わされる5.7リッターV8ヘミエンジンは370hpを発生させ、それを8速ATで駆動する。むき出しのエアクリーナーも雰囲気を高めてくれる。

乗るたびに毎度思うが、アメ車全般のシートのレベルは格段に高い。座り心地とホールド性が高いレベルで両立されている。

DAYTONAのイメージカラーはレッドとイエローと言われているが、アメリカナイズされたマッスル仕様としては派手などちらのカラーも似合うと思う。

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