更新日:2018.08.22
文/椙内洋輔 写真/シェルビーアメリカン
故キャロルシェルビー率いたシェルビーアメリカン社は、最新マスタングをベースとした新たなモデルを発表した。2019年型シェルビーGT-Hとコンバーチブルである。
ともに5リッターV8エンジンを搭載する「GT」をベースとしており、ノーマルエンジンでは460hpを発生させるが、ボーラ製エキゾーストと組み合わせて480hpとすることも可能。
またフォードパフォーマンス製のスーパーチャージャーにて770hpまでパワーアップすることも。さらにオプションでGT-H仕様にすることも可能という。
このGT-Hであるが、1966年にキャロルシェルビー氏とレンタカー会社ハーツが協力し製作されたシェルビーGT350-Hがベースにあり、今回のGT-Hヘリテージエディションは、当時のGT-Hからインスパイアを受けたものということで、実際のレンタカーとして走らせるモデルではない。
だがこのGT-Hは、1966年以降では、2006年にフォードが当時のマスタングGTベースに制作した経緯もあり、くわえて2016年にもフォードから実際のレンタカーとしてGT-Hが制作され、今回のシェルビー製GH-Tとの混同が指摘されているが、シェルビー側は「あくまでオマージュ」という。
それにしても、ブラックボディにゴールドのストライプ、さらにはゴールドホイールが組み合わされる2019年型シェルビーGT-Hのカッコ良さは半端ではない。個人的には、この仕様のカラーリングはマスタングならではだし、マスタング以外では有り得ないと思っている。
さてこのシェルビーGT-Hであるが、シェルビー製の専用フードとニューグリルが装着されており、これらのパーツが現行マスタングをより一段印象を良くさせている。さらに、ショック関連が強化され、ショートシフターが装着されるなど、見栄えだけでなく実際の走りの強化も行われているのである。
搭載されるエンジンは、上記のとおり5リッターV8であり、それに組み合わされるミッションは、10速ATか6速MTとなる。
これまた個人的な意見だが、このシェルビーGT-H自体を直輸入することはかなりの難題だが、自らお持ちの現行マスタングがあるなら、各種パーツだけを取り寄せ装着することも可能だし、もしくはブラックの個体にゴールドのストライプを入れるなど、カスタマイズの参考になることがたくさんあると思うのである。
実際の走行シーンが見られます。
330,000円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
283,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
183,250円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
272,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋