更新日:2016.03.30
文/編集部 写真/フォードモーター
1966年にキャロルシェルビー氏とレンタカー会社ハーツが協力し製作されたシェルビーGT350-H。これは当時マスタングをベースに「Rent-A-Racer」と命名された高性能レンタカーであり、1001台が製作されたという。
その後、2006年にもマスタングGTをベースにしたGT-Hが製作され、このたび50周年を記念したフォードシェルビーGT-Hが再び製作され、ニューヨークオートショーに姿を現したのである。
ベースとなっているのは2016年型マスタングGT。ブラックのボディカラーにゴールドのストライプがよく似合い、フロントにはシェルビーアメリカン製のポリカーボネート製ボンネット、カーボンスプリッターにリアスポイラー、さらにはミシュランパイロットスポーツを履いた19インチアルミホイール装備される。
搭載される5リッターV8エンジンにはキャタバックエキゾーストが装備され、あえてスペックは語られていないが、それでもノーマルで435hp、最大トルク400lb-ftはあるだけに必要にして十分とも言えるだろう。
足回りには、スペシャルダンパーにロワリングスプリング、アンチスエーバーが含まれるフォードレーシングのハンドリングパッケージが装備されている。
この車両の販売は行われずレンタカーのみとなるが(140台)、こういうレンタカーのみの仕様を作るというのもまさにアメリカならではということになるのだろう。きっと全米一楽しいレンタカーになるに違いない。
それにしてもブラックカラーにゴールドのストライプは「マスタングにしか似合わない仕様だろう」というのも新たな発見だったかもしれない。
12,810円
PERFORMANCE
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