更新日:2020.02.10
文/椙内洋輔 写真/ゼネラルモーターズ
2020年モデルとして登場したミッドシップコルベットC8の生産がついに始まった。実際には昨年末から生産がスタートしていたはずだが、例の労働ストが長引いてしまったために、一時中断。
だが、2月から正式に生産が開始され約3ヶ月遅れでの納車が始まっていくという。
ところで、日本仕様の右ハンドル車は2021年春以降のデリバリーということだが、東京オートサロン時の予約開始以降、すでに300台以上の予約が入っているという。プレオーダーの予約キャンペーンは3月末までだから最終的には350から400台に迫る数が予約で埋まるのではないか。
<プレオーダーキャンペーン>
【開催期間】
■2020年1月10日(金)14:00 ~ 3月31日(火)24:00
【納 期】
■受付番号の早い順から優先的に工場へ発注(※デリバリーは2021年春以降予定)
*最終的にご注文いただいた仕様等によって前後いたします
また、正式注文期日(7月末まで)にご注文がない場合はキャンセルとなります
【予定価格】
■シボレー コルベット クーペ 2LT 11,800,000円(税込)
■シボレー コルベット クーペ 3LT 14,000,000円(税込)
【注文方法】
■全国シボレー正規ディーラーより受付
聞くところによれば、予約の半数以上が3LTの価格の高いバージョンということだから、余計に驚いてしまう。恐く現コルベットユーザーのみならず、欧州外車系オーナーやポルシェ、フェラーリ etc オーナーを取り込んでいるからに違いない。
ホンダNSXに迫るスペックを3LTで約900万円安価な価格帯で得られるのだから、同時にポルシェ911とほぼ同価格帯で得られるというのだから、買い易いと考える方がいてもおかしくはないのである。
さて、そんなC8コルベットのニュルラップタイム情報がバズっている。「C7コルベットよりどのくらい速いのか」という興味はデビュー当時から尽きず、いろいろな噂があったが、ついに公式発表されるのではないかと言われている。
というのも、あるひとつの動画に要因がある。
上記動画は、シボレー公式サイトのコルベット製作秘話にまつわる動画である。その中に「隠しメッセージ」の存在があると噂されているのである。
動画クリップ1分25秒の中の52秒時に「7:29.9」という数字が埋め込まれている。正確には路面に書かれている。
もっと正確にいえば、製作ヒストリーを語るエンジニアインタビュー後にニュルを走るワンシーンがあるが、その時の走行シーンの路面に上記数字が描かれており、それがC8のラップタイムではないか、と囁かれているのである。
もしこの「7:29.9」がC8のニュルブルクリンクサーキットのラップタイムであれば、ノーマルC7よりも約10秒速いことになり、同じシボレー系でいえばカマロZL1(650hp)の「7:29.6」とほぼ同程度の速さということになる。
すなわち、ノーマルC8とC7との閒には明確な差があり、ミッドシップへ移行する意味がハッキリとタイム差に現れているということである。
なお、650hpを発生させるC7のZ06は「7:13.9」だからC8よりも逆に16秒速いし、755hpのC7ZR1は7分を切るタイムを記録しているから、これらタイムには今後登場する予定のC8のパフォーマンスバージョンがひとつずつクリアしていくことにはずである。
いずれにしても、現段階では仮定の話だが、今後C8のパフォーマンスがどんどん露出されていくはずである。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES