更新日:2015.01.13
文/ 写真/フォードモーター
すでにデビューしているGT350は、排気量を5.0リッターから5.2リッターへと拡大し、レーシングカー譲りのフラットプレーンクランクシャフトを採用するなどして、500hp以上を発生させ、それを6速MTで駆動する。
対して足回りは、フォード初のマグネライドダンパーを装備し、ブレンボの大容量ブレーキとミシュランパイロットスーパースポーツを装備。カーボンパーツやエアロを装備し、アルミボンネットを採用するなど、走りに対する妥協は許さないマシンである。
だが、今回登場した350Rは、上記の350をベースによりサーキットライクなマシンへと変貌を遂げている。そのポイントのひとつが軽量化である。
まず座席数を減らし2シーター化を行い、室内で使用されていた装飾品をカット、遮音材までカットし、シートはフルバケットのレカロを使用する等、最小限の装備品で構成されている。
一方エクステリアは、各所にカーボンパーツをふんだんに使用し、エアダクト系も大きなものへと変化し、リアにはカーボン製リアウイングを装備。
そして極めつけが自動車メーカーが初めて採用するカーボン製ホイール。同等のアルミホイールよりも軽量かつ高剛性を実現している19インチホイールには、フォードGTにも装備されるミシュランパイロットスーパースポーツカップ2タイヤが装着される。
搭載されるエンジンは、同じく5.2リッターV8でフラットプレーンクランクシャフトを採用する500hpオーバーのモンスター。これを6速MTで操作し、3.73比のトルセンデフによりパワーがくまなく伝えられるという。
R仕様による軽量化の効果は約59キロに及ぶ。サーキットスペシャルは限定生産となる。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES