更新日:2019.03.11
文/椙内洋輔 写真/FCA
この車両は、ラングラー ルビコンをベースに、欧州での合法的カスタマイズが施された車両である。欧州でのラングラー人気に拍車をかける起爆剤として出展された。
2インチのサスペンションリフトにシュノーケルエアインテーク等のジープパフォーマンスアップパーツにてドレスアップ、ボディにはイエローとつや消しブラックを基調としたペイントに1941年をレタリングしている。
1941年とは、オリジナルのウィリスジープの初登場の年月である。
その遺産は、ホイール、ギアノブ、テールゲートテーブルなど反映されており、ブラック7スロットフロントグリル、マッドガード、オフロードライト、ミラーキャップなどをつや消しブラックパーツで飾り、見事イエローとブラックのコントラストを描いている。
この車両は、ルビコンをベースに開発されているが、欧州では2.2リッター直4ディーゼルが登場する等、北米とは異なるエンジンも販売予定。北米にもディーゼルモデルの登場は既定路線である。
ちなみに、ルビコンとは、「RUBICON」と記し、その名称は、ジープ車開発の舞台でもある米国カリフォルニア州の険しい山岳路「ルビコン トレイル」に由来する。日本では今春から発売が開始される予定のトップグレードであり、ラングラーの中でも悪路走破性を高めた最上位モデルに君臨するのである。
それにしても、北米では3.6リッターV6エンジンが足りないと言われるほど売れており、日本のディーラー車にも影響を及ぼすことになるのだろうが、現在の最新ラングラーは世界中で大人気。
この1941の写真を見てもわかるが、現代のラングラーは旧型同様に、たった一瞬でわれわれの心を射抜くだけの魅力を持った存在であること間違いないのである。
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