更新日:2024.03.08
文/石山英次 写真/ステランティス
2023年でダッジチャレンジャー&チャージャーの生産終了が決定し、2024年モデルとしてダッジチャージャーデイトナが復活する。ただしそれはEVであり、多くのマッスルカーファンは失望した。
だが、急転直下、チャージャーデイトナには続きがあり、ガソリンモデルのシックスパックが一年遅れで登場する。
ただし、ガソリンエンジンとはいえ、旧時代の大排気量V8ではなく3リッター直6ツインターボというから保守派のマッスルカーファンはどういう判断を下すのだろう?
もう一つ。新しいチャージャーには2ドアと4ドアが存在する。それすなわち、ダッジチャレンジャーの存在は今後あり得ないということを意味している。
あくまでアメリカ的指標だが、2023年までのチャレンジャーとチャージャーの関係性は、4ドアチャージャーの2ドア版がチャレンジャーというものだった。
すなわち、今回のチャージャーは、2ドア4ドアを共に備えているから、端からチャレンジャーの存在を消してしまい、「今後はチャージャー一本でいく」という意思の表れ。
実際、ダッジCEOのティム・クニスキスは、ニューチャージャー発表会でのインタビューでチャレンジャーの名を引き継ぐ存在を否定している。
で、そんな事実を知りつつ、今度のニューチャージャーの写真を見るとボディサイドラインに旧時代のチャレンジャーを思い浮かべたりするのは筆者だけだろうか。「ヘッドライトを丸目二灯にしてしまえばNEWチャレンジャーではないか」と(笑)
現地の報道でも、「ダッジのスタイリストは、フロントグリルからテールライトに至るまで、チャレンジャーのボディラインを漠然とリマスターしたようだ」とニューチャージャーのデザインについて述べているから、当たらずも遠からずということだろう。
ということで、残念ながら現時点でのチャレンジャー復活はなく、チャージャーのEVと直6ツインターボモデル、そしてその後のEV派生モデル(1000hpのEV)によって今後約10年程度は進行していくに違いない。
0.1428万円
年式:2023年
走行距離:7,000km
クラフトスクエア
183,250円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
272,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
3,553円
MAINTENANCE
6DEGREES
1,881円
MAINTENANCE
6DEGREES