更新日:2013.07.02
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シボレーは、シボレーコルベットが生誕60周年を迎えたことを発表した。
シボレーコルベットの第1号車は、1953年6月30日、米国ミシガン州のフリント工場で生産された。それ以来、最先端のテクノロジーと最高のパフォーマンスを提供し続けているアメリカの象徴として語られる。
マーケティング担当副社長のクリス・ペリーは、「過去60年間、コルベットは、映画スター、ミュージシャンをはじめ、宇宙飛行士にも選ばれるスポーツカーとして、アメリカ文化そのものを象徴している。よってコルベットは、デザイン、テクノロジー、パフォーマンスにおいて、時代の最先端であり続ける必要があるのです」と述べている。
<コルベットの主な60年の歴史>
・シボレー コルベットは、60年前の1953年1月17日に、米国・ニューヨークで開催されたゼネラルモーターズの“モトラマ”ショーで、コンセプトカーとしてデビューし、6月30日に300台の限定生産が始まった。
・1953年のモデルは、全て赤色のインテリアとポロホワイトで、3,498ドルで販売された。その後、2006年に3台目に生産された1953年式のシボレーコルベットは、オークションで、106万ドルで落札されている。
・シボレーコルベットは、1955年まで、直列6気筒エンジンだったが、その後、60年の歴史のうち57年に渡りスモールブロックV8を標準エンジンとして搭載している。
・シボレーコルベットは、最初の10年間、コンバーチブル・モデルとして生産されていた。1963年、固定式屋根(クーペ・スタイル)として、第2世代のシボレー コルベットが発表される。これにより、販売台数が倍増し、寒い季節でも走れるクルマとなった。
・1953年6月30日のデビュー以降、約156万台のシボレー コルベットが生産されている。1977年に50万台目、1992年には100万台目、2009年に150万代目のコルベットが生産されている。
・シボレーコルベットは、これまでミシガン州フリント工場(1953年)、ミズーリ州セントルイス工場(1954年~1981年)、ケンタッキー州ボウリング・グリーン工場(1981年~2014年)で生産されている。
・1983年のシボレーコルベットは、44台の試作車が生産されただけで、市販モデルは存在していない。この年、新しい第4世代のコルベットの生産ラインを立ち上げるため、1983年型はスキップされている。現在、44台の試作車モデルのうち、1台だけがボウリング・グリーンのナショナル・コルベット・ミウジアムで展示されていいる。
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