ルビコン仕様で車両価格は770万円

ジープグラディエーター正規輸入開始

ラングラー+ピックアップで使い方無限大

FCAジャパンは、ジープのピックアップトラック「グラディエータールビコン」を導入。2021年11月30日(火)から、全国のジープ正規ディーラーにて受注を開始する。

正規導入開始

　ついに正規輸入が始まった。すでに並行輸入で日本に上陸していたが、11月30日から受注を開始し、正規導入が始まる。

　「グラディエーター」は、1963年に初代モデルが登場し、20年以上に渡り製造されたジープのピックアップトラック。その後ジープコマンチなど複数のモデルを経て、2018年にロサンゼルスオートショーで26年ぶりにデビュー。

　グラディエーターは、ラングラーと共通のデザインキューが与えられたピックアップトラックだが、ホイールベースはラングラーアンリミテッドに対して480ミリ延長され、5名乗車が可能な4ドアボディに広大なベッドを備えている。

　車体の骨格には、悪路走破性や牽引能力に優れる伝統のボディオンフレーム構造を採用。さらに最新のマテリアルを投入し、ボディ剛性や耐久性にも有利な設計となっている。

▲26年ぶりにデビューしたグラディエーター。ルビコン仕様で車両価格は770万円。

▲インテリアはブラックまたはブラック／ダークサドルの2色の組み合わせが可能となっている。

ルビコン仕様で車両価格は770万円

　日本導入モデルは、ジープ最強のオフロード性能を誇るルビコン仕様で、前後デフロック機構や悪路走行時にサスペンションストローク量を増加させる電子制御式フロント・スウェイバー・ディスコネクトシステム、極低速走行を可能にする専用ローギア付ロックトラックフルタイム4×4システム、マッド＆テレインタイヤなど走破性を向上させる数々の専用装備を備える。

　さらにグラディエータールビコンには、前方に設置されたカメラにより前方下部の映像を映し出すオフロードカメラや、FOX社製パフォーマンスショックアブソーバーが備わり、実践的な悪路性能が一層高められている。

　一方インテリアは、スマートフォンの接続も可能なオーディオナビゲーションシステム（Uconnect）をはじめ、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカー、レザーシート、前席シートヒーターなど快適装備が充実。リアシートの背後やシート下に収納スペースが確保され、日常の使い勝手が高められている。

　ボディカラーは全9色が設定され、いずれもブラックまたはブラック／ダークサドルの2色のインテリアカラーとの組み合わせが可能となっている。

　なお、価格は770万円（税込）、パールコート塗装車は775万5000円となる。