更新日:2024.09.03
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス
ステランティスは2024年8月30日、クライスラー及びダッジの売却提案に拒否を示した。
ステランティスは、北米ブランドへの関心を高め、14の強力で象徴的なブランドに対する取り組みを再確認し、収益性が高く持続可能なビジネスを構築するために10年の期間を設けている。
ジープやラムブランドと同様に、クライスラーとダッジはステランティスのクリーンモビリティへの変革の最前線に立っており、売却の意思はない。
上記はステランティスのメディアにて公開されたメッセージである。要は、売却提案があり、それを拒否したという内容。どこからどのような提案があったかは不明。
だが、今年上半期の売り上げ指数において、クライスラー、特にダッジの下落が非常に激しかった。それはダッジチャレンジャー、ダッジチャージャー、クライスラー300が2023年で生産終了したが、2024年になりその後継モデルの発売がまだ始まっていない。
要するに2023年に売れていた上記3モデルの販売台数が丸々抜けたことになり(チャレンジャー&チャージャーは年間台数でかなり売れていた)、それが収益の悪化を招いていた。
今回の提案は、そうした収益悪化のブランドの切り離しが提案された可能性が高い。ただ、その提案は却下されたというが・・・。
ダッジの命運は、もうじき発売が始まるEVマッスルカー・ニューチャージャーに全てがかかっているのかもしれない。
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