更新日:2025.11.17
文/石山英次 写真/トヨタ自動車
つい先日、フォードF150を日本政府の公用車として100台輸入するといった話題が一気に広まったが、今度はトヨタが「逆輸入」を開始するのでは? という話で盛り上がっている。
というか一部では、すでに決まり、動き出しているとの話も。正直、振り回されっぱなしの編集部であるが、どうやらF150の話は頓挫。一転、トヨタの逆輸入が本命となっているらしい。
まずその話の前段としては、トランプ大統領の日本訪問時に「アメリカ製品の日本への輸出を増やすための日本の取り組み」としてトヨタ自動車がアメリカで生産した車両を日本に輸入する計画をすすめていると発表したこと。
くわえて今月13日、トヨタ自動車が、アメリカ国内に今後5年間で最大100億ドル、日本円でおよそ1兆5000億円を追加投資すると発表。この内容の中に現地工場の建設や「逆輸入」の開始が含まれているらしい。
さらに昨日16日に行われたスーパー耐久シリーズ最終戦に、「アメリカパーク」と呼ばれる逆輸入車の展示をトヨタ自動車が行っている。

▲トヨタ逆輸入車の王道とも言える存在。トヨタタンドラ。

▲ハイランダーはすでに右ハンドル国にアメリカから輸出されている。

▲いつの日か4ランナーがトヨタ自動車にて逆輸入されることを期待したい。
その中に展示されていたのが、タンドラ、ハイランダー、カムリであった。⇦これらの逆輸入を考えているとの暗示ではないか。
話は若干逸れるが、以前、トヨタ自動車のお偉いさんが「逆輸入」についてのインタビューを受けていたが、その時語っていたのが、「車検取得」への障壁。日本仕様への改善に伴う費用等の壁が非常に高いということだった。
だが、上記ハイランダーに関してはアメリカ生産で右ハンドル国への輸出をすでに行っているから、その中でも比較的壁が低いのではないか。同様にカムリに関してはかつて日本にて販売されていたからこちらも壁は低い。
一方、タンドラに関しては壁の高さは残るが、いわゆるトヨタ逆輸入車の王道としてある程度の費用が乗ったとしても輸入する価値があると考えられる(売れるはず)
上記アメリカパークでの3台の展示はまさしく後の実際の販売につながる展示だと推測している。個人的にはいつか4ランナーを入れて欲しい!
では一体いつから「逆輸入」は始まるのか? といった疑問は生じるものの、少なくとも「逆輸入」の歩みが始まったのは間違いないということだ。
138,000円
PERFORMANCE
GDファクトリー千葉店
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
PERFORMANCE
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル