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ジープラングラーとグランドチェロキーは売れ筋モデル

2014年はラングラーに乗ってみる!

ラングラー躍進は4ドアモデルの登場による

2013年末に聞いた話によると、ジープラングラーの売れ行きが好調らしい。ついでに言うと、それに伴うアフターパーツの販売も好調とのこと。お恥ずかしながら、最近のラングラーには乗ったことがなく、勉強不足は否めない。ということで、2014年は早々にラングラーに乗りたいと思っている。

更新日:2014.01.10

文/石山英次 写真/クライスラー

ここ数年で3倍増の大躍進

 ジープが売れていると言う。中でもグランドチェロキーとラングラーは別格で、またまたその中でもラングラーがかなりいいと。

 数年前ラングラーは年間500台くらいの販売台数だったと言われているが、一昨年あたりからは一気に1500台になったという(日本仕様)。つまり約3倍増。

 その躍進の主因は明らかで、4ドアモデルの「アンリミテッド」の人気によるもの。つまり、いままでジープに乗りたかったけど2ドアだし、家族持ちにはちょっとキツいなあと。けど4ドアなら、多少ジープ的な機動力は劣れど、実際にはそんなハードな走りはしないし。それにゲレンデやハマーは買えないけど、新車価格が368万弱からだから、ちょっと無理すれば買えなくもない。かなり現実的価格だわ。それにハードなイメージがカッコいいし…。

 ラングラーのアフターパーツとしてホイールを輸入しているメーカーさんの担当者曰く「昨年の10月以降からホイールが売れ過ぎて怖いですよ。ラングラー、グラチェロー系は今期かなり良かったですね(昨年末の話)」

 もう7、8年前になるだろうか、ラングラーがまだ直6エンジンを搭載していた頃にはメーカーさんから借り出し、かなりの距離を走らせてもらった経験が3度ほどあるのだが、その次のモデルチェンジくらいの、ちょうどV6エンジンを搭載したモデルから、お恥ずかしながらじつは一度も乗っていない。

 なんだろ? どうも旧態依然だった頃のジープの印象が強くて、正直あまり気乗りしなかった部分もあるし、上手い例えになっているか分からないが、なんとなくガラケー的な印象があり、乗る前から勝手な妄想を抱いてしまって避けていたような気もする。

 というわけで、2014年はまずはラングラーに乗ってみたいという目標を早期に叶えて、人気の秘密を探ってみようと思います(これからオートサロンに出発、ラングラーもたくさんいます!)。

 ちなみに、最新のグラチェロの評価はかなり高いみたいです。3.6リッターV6、5.7リッターV8、6.4リッターV8の「SRT8」の3つのエンジンバリエーションがあり、3.6リッターV6にはZF製の8段ATが搭載される等、お買い得グレードの充実が目覚ましい。われわれ的にはSRT8ばかりに目が行きがちだったが、そうじゃないグレードでもシッカリ作られており、充実感が高いというし。

 あと正月に、気分転換に散歩をと、かなりの距離を歩いたのだが、街中に見る旧XJチェロキーの数には驚いた。じつはいまだに人気があるのではないか? 日本人って、よっぽど無骨なデザインが好きなのかしら?

 ラングラーにチェロキー(旧モデル含む)は、今期注目してみたいと思いますね(ということを書いているうちに思い出したが、チェロキー系のルーツを辿るとワゴニアに行きつきカイザーにまでたどり着くんだわ)。

日本仕様の販売台数を一気に押し上げた立役者は4ドアのアンリミテッド。ノーマルで乗ってもいいんだけど、それじゃちょっと物足りなくて…。けどホイールだけ換えても激変するんで、意外にも手を加えるオーナーさんが多いんですよね。かなり気になる存在。

こちらはグラチェロのラレード。3.6リッターV6エンジンを搭載するが、8速ATを備える等、動力性能や環境性能にも高い充実感を示す。

われわれ的にはグラチェロと聞けば、すぐに「SRT8」を想像してしまうが、現行の最新モデルはどのグレードでの性能が格段に高まっている。とはいえ、チャレンジャー等と同じ6.4リッターV8のパンチは強烈で、異次元加速を生み出すSRT8の魅力には抗えない。こちらも是非、取材したいと思っている。

XJチェロキーと言われて分からない方がいたとしても、この写真を見ればきっと「あ〜、それね」と思い出すに違いない。一時期ホンダでも売られていたあれ、ですよ。いまだに街中を走っていたり、ガレージに止まっている個体を目にする機会がめちゃめちゃ多いです。

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