ジープファンの間では、先のロサンゼルスモーターショーで公開された新型の「JL型」ラングラーの話題で持ちきりですが、日本の正規ディーラーではまだ暫くの間は現行JK型ラングラーが発売されます。また、中古車市場の主役はまだまだJK型で、これは当分の間は変わることはないでしょう。
ジープラングラーというのは、シビリアンジープから続く明確な「ビジュアルイメージ」が定着しているので、メーカーとしても外観を大きく変更することが出来ないというか、変える必要もないというか(笑)。ジープに詳しくない人が見たら、TJ型もJK型もJL型も違いは分からないじゃないか?という位に外観はよく似ています。ジープブランドの中でもラングラーは中古車市場での寝落ちが緩やかなモデルですが、この「外観の変わらなさ」というのはラングラーにおける強力なセールスポイントの一つと言えるかもしれません(笑)。
ここで紹介する車両は大阪のラッキーオートが販売中の中古車で、2014年型ジープ アンリミテッド サハラ。走行距離約3万kmのディーラー車になります。
ジープ好きには今更かもしれませんが、サハラ(SAHARA)はスポーツ(SPORT)の上級グレードとなります。エンジンやミッション、足回りといった基本メカニズムは同じですが、オーバーフェンダー&ハードトップがボディ同色になっていたり、ホイールのデザインが違っていたり、オートヘッドライトが標準だったり、オーディオが違ったり、etc、見た目や装備に若干の違いがあり、中古車市場でもスポーツよりやや高い価格設定となっています。
ここで紹介しているラッキーオートの車両は、「スタイリングパッケージ Ver.A(¥216,000)」「サイドステップ(¥68,000)」「サイドステップ(¥68,000)」「BATTLEZ マフラー ZS-4 オーバル(¥120,000)」「BATTLEZ ダンパー VFA(¥80,000)」「BATTLEZ ラテラルロッド 前後(¥66,000)」と、日本のオフロード界で人気の高い「JAOS」のアフターパーツがフルで装着されているのが最大のポイント。
また、ホイール&タイヤはKMCの「XD775 Rockstar」&NITTOの「Mud Grappler(35X12.50R17LT)」と、これまたラングラーでは安定の組み合わせがチョイスされているし、さらにはビジュアル的なインパクトが高い「ルーフラックバー」を装着するなど、パーツ代だけで総額100万円を楽に超えるカスタムが施されています。それでいて車両本体価格は398万円という控えめな設定。
車両本体価格だけ見れば、「新車価格と変わらないじゃん?」と思われる方もいるかもしれませんが、ベース車両の程度の良さとカスタムにかかった費用&時間を考えれば、コストパフォーマンスは十分に高いと思います。
ラングラーの様な本格的なSUVには、購入後に自分であれこれと手を入れる楽しみ方もありますが、「最初から完成された状態で買ってすぐに楽しみたい」という人にはお勧めの車両と言えますね。
183,250円
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