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半世紀の伝統が生んだ、大排気量モンスター

シボレー コルベット Z06

CHEVROLET CORVETTE Z06

クルマの進化を測る尺度のひとつは、紛れもなく「速さ」である。その「速さ」を得るため、50年間大排気量と添い遂げてきたアメリカンスポーツ究極のパワーとは?

更新日:2011.03.31

文/編集部 写真/編集部

取材協力/ゼネラルモーターズ・ジャパン TEL 0120-711-276 [ホームページ]

スーパースポーツ界の超一流たちとも張り合える

 はっきり言ってコルベットというクルマは、第4世代のC4型までは、北米ローカルにおけるスポーツカー王者だった。けれど97年に登場したC5型で中身のメカをマジ本気で構築し、一躍世界トップクラスのスーパースポーツになった。そして現行C6型では、あのポルシェ911をターゲットに絞ってさらなる進化を遂げ、本格的に欧州スポーツカー世界に殴り込みをかけた。中でもC6型のスペシャルモデルであるZ06は、911なぞ簡単に蹴散らす実力を備えている。
 Z06のその原動力は、何と言ってもLS7と名づけられた7リッターV8ユニットだ。戦後のGMのV8は、大きく分けてスモールブロック系と、ビッグブロック系と、キャデラック用に設計されたノーススター系の3つの系統に分けられるが、このLS7はスモールブロック系の第四世代で、その最新最強のバージョンである。最高出力は911のターボさえ上回る511馬力。最大トルク64.9kg-mは、あのエンツォ・フェラーリとタメを張る。
 なのにLS7はOHV。欧州でも日本でも死滅した、古式ゆかしいメカニズムを持つ。だが実はそれがZ06の驚異の走りの一端を担っている。OHVはヘッド周りが小ぢんまり納まってくれる。馬鹿デカいDOHC4バルブ・ヘッドを見慣れた目にはそれは感動的にコンパクト。それは当代No1の低重心ユニットになっているのだ。加えて、ドライサンプ化でオイルパンも極薄になって、搭載位置もまた地面に擦らんばかりにLS7は低い。
 そして、C6コルベットはトランスッミションをデフと一体化して後ろに置く。トランスアクスル方式と呼ばれる、FR車の駆動系レイアウトの究極だ。またZ06は、車体構造をアルミフレーム+カーボン外皮に置き換えて、エンツォ並の1.4t前半の車重を手にしている。それはスーパースポーツ界の超一流たちとも張り合える実力を備えているのだ。たった1000万円で買えるのは、現代の奇跡である。

全長:4465mm///全幅:1935mm///全高:1250mm/ホイールベース:2685mm///エンジン:V8OHV///排気量:6997cc///パワー:511ps///トルク64.9kg-m

1.5tを切る軽量ボディに7リッターの大排気量エンジンを搭載する。現代のスポーツカーでこれだけのパフォーマンスを秘めるFRスポーツカーはそうない。

コンポジット ボディパネル、アルミニウム製フレーム構造、マグネシウム製エンジンクレードル、カーボン製のボディパーツなど、徹底的な軽量化の追求が行われた。

スポーティなクロスレシオのギア比を持つ6速MT。 レーシングカー同様のトランスミッションオイルクーラーを装備え、過酷な走行条件下でも性能を100%発揮する。

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