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スペック以外で表されるチャレンジャーの魅力

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派手なカラーで周囲を圧倒し存在感を主張できるのはアメ車ならでは

ここ最近、チャレンジャーの次期型の有無についての情報が錯綜している。すでにフェイスブックに掲載したようにチャレンジャーのモデルチェンジは2019年ともいわれるが、一時期は生産中止という報道もあり、果たして一体どうなるのか? ということで、チャレンジャーの情報を数回に分けまとめてみる。

更新日:2016.07.11

文/椙内洋輔 写真/FCA

デザインだけでも存在価値がある

 写真は2006年に登場したチャレンジャー・コンセプト。見ればお分かりと思うが、ほぼ生産モデルに近い形で登場していた(インテリアの造形が素晴らしい…)。

 このあと2008年に正式デビューし、2011年にマイナーチェンジ。ここで各部のリファインやエンジンの排気量アップ等が行われ2012年モデルに至る。そして2015年に内外装のクオリティアップが図られヘルキャットの登場でアメリカンマッスルカーの頂点に登る。

 とまぁ簡単だが、これが現代版チャレンジャーの流れになる。

 だが、ここに至るまでにチャレンジャーにはさまざまな憶測が流れていた。その代表的なものが「生産終了」という情報だった。

 理由のひとつがデザイン。復刻モデルと称される現代版チャレンジャーのデザインは、過去の遺産の復刻だけにモデルチェンジが難しい。兄弟車となるチャージャーは、ハナから復刻デザインではなく昔の名前を利用した4ドアセダンだったが、チャレンジャーは過去をハッキリと意識したデザインであって、だからこそ全米中で人気を獲得したわけだし、日本でも今現在人気高であるのもこのデザインありきであるのは周知の事実だ。

日本人の丸目ヘッドライト好きはミニやVWビートル等の復刻モデルやラングらーにもよく現れているが、チャレンジャーにもそれに通じるデザイン的魅力が豊富にある。

 だから、このデザインを変化させるモデルチェンジが難しいからこそ、モデルチェンジできずにじきに生産終了となる、という情報だった。

 だがチャレンジャー(FCA)は、2015年にフロントグリルとリアテールと内装の意匠を変更してきた。本家チャレンジャーが70年型から71年型に変わった方式に則って。そうやってモデル存続を長らえることを選んだわけである。ちなみに本家チャレンジャーは1972年以降、凋落の一途をたどる歴史を持つ。

 ところで、クルマの善し悪しって、現代では死語だと思うが(どのクルマも好き嫌いはあっても悪いなんてほとんどないから)、やっぱり乗ってみての気持ち良さが6割以上を占めるだろうか。自分でステアリングを握って走ってみたときに気持ちよく感じられるならば、それが何よりである。

 これって決してスペックで表されるものではなく、もちろん絶対スピードも関係なし。とにかく心地よくワクワクするような高揚を感じられるならばそれでいい。

 で、その気持ちよさ以外の残りは何か? それはおそらく「見た目」である。カッコいいと素直に感じられるデザインはそれだけで存在価値がある。仮に昔の焼き直しだったとしても、それを見たときに「カッコいい」と言える存在ならば、まず間違いはない。

コンセプトとプロダクトモデルを比較して唯一の落胆した部分がインテリアだった。写真はコンセプトモデルのインテリアだが、スポーティカーの雰囲気を良く表していた。

 だからチャレンジャーであるのだろう。正確には、マスタングやカマロもカッコいいに違いないのだが、オリジナルを素直にリデザインしたスタリングがスバ抜けて良く、申し分ない傑作造形になっていると思う。日本人の丸目ヘッドライト好きというポイントも確実に押さえているし。

 筆者には70年代チャレンジャーへの憧れという原体験がほとんどないのだが、それでも惹き付けられる魅力がこの現代版チャレンジャーには確実にある。

 他国のスポーティカーやスポーツカーと比べて走りが勝っているとか、そういった部分には正直興味もなく、ただとにかく目立つこのスタイルが強烈にステキだと毎回思う。

 ド派手なカラーで周囲を圧倒し存在感を主張する。ノーマルでもそれが出来るのは、チャレンジャーだけだと思うのである。

 次回に続く。

2006年にコンセプトが登場した時、誰もがカッコいいと唸ったはず。70年代チャレンジャーに対する原体験がない筆者においても同様だった。生涯最後の1台としていつか必ず手に入れたい。

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