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走り=パワー or 軽量化 ?

更新日:2011.10.26

文/編集部 写真/

 走りを極めるために究極的に必要なのが「軽量化」という。その最たる例がレーシングカーであり、F1であり、コンマ1g刻みでの軽量化が勝負を分けるというから、恐ろしい。
 市販車の中にも走りを唱うクルマは数あれど、ここ数年は安全基準の名のもとに、どいつもこいつも重くなっている。だからこそ、数年前のホンダ NSX-Rには心ときめいたし、コルベットのファイバーボディにも共感している。スタイルは好きになれないが、いまだにC6 Z06を尊敬しているし、仮に宝くじに当たっても日産GT-Rを買うことは一生ない(余談でしたが)。

 アメ車といえば、そう言った細かな軽量化を施すならば、いっそうのこと「パワーを100馬力上げちゃいなよ」的なアバウトな価値観があるのか? これまでのモデルラインナップやチューニングメーカーの作品を見ていると、いつもそう思わざるを得なかった。個人的には、そういった考え方は嫌いではないし、ファントゥドライブならそれでも全然構わないと思うのだが…。ただし、いざ勝負となるとそれでは決して勝ち目はないのだよ(まあどこを走るのかにもよるのだが)。

 こういったパワー主義のアメ車において、ここ最近、わずかながらも価値観の変化を感じることができる。バイパーのACRに始まって、マスタング302 BOSSなど、軽量化を題材としたマシンがどんどん生まれてきている。しかもメーカーから直接。今年のセマショーにはチャレンジャーのACRが出るかも? という話だから、ある程度のパワーを持ったクルマに必要なのが「軽量化」なんだ、ということが今頃? 分かったのでしょうか?(いやいや、そんなことは百も承知だったとは思いますけど)。

 長〜い前フリでしたがけど、写真はヘネシーパフォーマンスのチューニングカー。マスタング BOSS 302を700馬力までチューニングしたモデル。しかもベースが「ラグナセカ」という、まるでレース車両のごときクルマなので、その効果はかなり大きいはず。ベースパワーが440馬力で、プラス260馬力をスーパーチャージャーや吸排気、コンピューターチューンでまかなっているという。動画にもあるが、1/4マイルを10.9秒で走るのだそうだ。どうせなら、ニュルを攻めて欲しいのだが…。

 ちなみに、このマスタング302 BOSS ラグナセカは、すでに日本にも1台輸入されており、今月末にはなんと富士スピードウエイでお披露目があるというからそれも楽しみ(全開までは行かずとも、サーキットを走るということなんで)。

 今頃ってことはないんでしょうけど、こういったハイパフォーマンスカーの軽量モデルがどんどん出現することによって、アメ車のパフォーマンスの高さがより鮮明になるでしょうね。特にベンツ、BMWオーナーさんとかに知らせてやりたいです。
 ということで、マスタング302 BOSS ラグナセカにはかなり期待してるんで、レポート後日談をご期待ください。


ヘネシーパフォーマンスのチューニングカーが1/4マイルを10.9秒で走った時の映像。


こちらはマスタングBOSS 302が米国ラグナセカ・サーキットを走ったインカー映像。こういう所を走
るなら、軽いクルマであるほど有利なのだ。

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