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EVチャレンジャーも登場するのか!?

EVマッスルカーはなぜチャージャーなのか?

2025年からの4年間は激動のアメリカになるかも

2024年末に発売が予定されているEVチャージャーを見ると、誰もがもう一台の存在を期待してしまう。果たして?

更新日:2024.02.01

文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ダッジ

2025年以降の激動のアメリカに注目

 ご存知の通り、2024年にEVマッスルカーが登場する。これはステランティス曰く「2023年で生産終了したダッジチャレンジャー&チャージャーの後釜」ということなるらしい。が、なぜチャージャー? という疑問符はつく。

 実際、いろいろなショップで「なぜチャージャーなんですかね?」とよく聞かれ、「EVだから充電するでチャージャーじゃないんですか」と冗談交じりに返したりもしていたが、実際のところはよく分からない。

 だが、旧時代のマスタングの記事を書いていたふと気づいたことがある。そう、チャージャー&チャレンジャーに関しては、常にチャージャーが先行して発売されていたのである。

 初代チャージャーが1966年デビュー、初代チャレンジャーはそれから4年後の1970年。で、我々がよく知るところの現代版チャージャーの登場が2005年、そしてチャレンジャーの復刻が2008年。

 なので、普通に考えれば、EVマッスルカーでも同じことが起こるはず? すなわち2024年にチャージャーが先行して発売され、数年後にEVチャレンジャーが登場する・・・、かもしれない。

▲EVチャージャーが先行してデビューし、数年後にEVチャレンジャーが誕生すると考えても、過去の事例を見れば不思議ではない。

 全くの余談だが、今年11月に米国で大統領選挙が行われる。万が一トランプ大統領再選ともなれば、今アメリカが推進しているEVシフトへの動きが鈍る可能性が高い。いや、トランプが在任中の4年間はEVシフトが廃止される可能性すらある。

 それを予期してか、上記のEVチャージャーに直6ツインターボエンジンが搭載されるかも、なんて噂が米国で出回っているらしいが、果たしてどうなるやら?

 となると、EVチャレンジャーが登場するのは5年後くらいの2030年か? とにかく2025年以降の米国の動きから目が離せない!

 いずれにしても、EVチャージャーが登場するのは間違いないし、その後にEVチャレンジャーが登場することを期待してしまうのである。

▲先日公開されたEVチャージャーと思われる写真。

▲ガソリンエンジンが搭載されていてもおかしくはないシルエットでもある。

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