更新日:2016.11.07
文/編集部 写真/トヨタ自動車
昨年、シボレーカマロV8とサーキット走行を行い、ラップタイムで勝利したシエナ、その名もシエナRチューンドコンセプトは、走りの楽しさを忘れない、ミニバンユーザー層に向けてのアピールと捉えたが、今年のセマショーには、一転して豪華絢爛なシエナが登場していた。
>> トヨタシエナ Rチューンドコンセプト
>> トヨタシエナ S-TUNED 走り
その名もエクストリーム シエナ。まるでスバル車のような鮮やかなブルーカラーのボディにゴールドカラーのホイール。オーバーフェンダーやカーボンパーツを多用したグラマラスなボディは、まるでスポーティカーのようだ。
実際、TRDの大径ブレーキにパフォーマンスタイヤとホイールを備え、フロントスプリッターやリアディフューザー、デュアルエキゾーストを見れば、今年もスポーティなシエナが登場したと誰もが思うだろう。
だが、今年のシエナには、iPadでコントロール可能なエアライドサスペンションが使用され、インテリア各部を見れば、それこそスポーティとはかけ離れたシエナであることがわかるだろう。
一瞬、レグザーニ?とも思えた色鮮やかなインテリアには、完全プライベートのリラクゼーション空間の創出と静粛性に富んだ理想的な環境製作がなされ、ラグジュアリーな旅のお供として自動車を使用したプライベートジェット的な演出が施されているのである。
しなやかな風合いのレザーと木目豊かなバールウッドをアクセントとして使用し、熟練した職人による完全ハンドクラフト作業によって、最上級の豪華さと快適性を発揮させるのである。
ちなみに、エンジンは2017年モデルで新搭載の3.5リッター直噴V6にこれまた新搭載の8速ATが組み合わされている。
昨年は走りのシエナ、今年は豪華絢爛なシエナということで、果たして来年は? というかそろそろモデルチェンジの時期でもあるが、果たしてこういったコンセプトカーたちが次期モデルに生かされるのか。次期モデルにも期待したい。
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