TEST RIDE

[試乗記]

人気絶頂のトヨタ車の中で他者との差別化を図る絶好の存在

2019 トヨタタコマ ダブルキャブ TRDスポーツ

なかなか見つからないフルノーマルのコンディション良好車

驚くほど状態の良い旧タコマを取材した。

更新日:2025.02.22

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

アメリカトヨタ製のピックアップを楽しむ

 それにしても近年のトヨタ車の人気ぶりはちょっと度を超えている。国内ではアルファードを筆頭にランクルの人気は絶頂だしレクサス系も超絶人気。買いたくても買えないのが今のトヨタ車だ。

 一方で古いトヨタ車の人気も別格である。都内で60&70ランクル系のカスタマイズ車両を見かけない日はないほど。

 また、最近ではトヨタ車系のオールドタイマーの人気が非常に高く、初代エスティマやMR2、セリカGT4 etc をベースにレストア的な整備を施して楽しんでいる方たちが多くいる。

 もはや一大ムーブメントである。

▲旧タコマの2019年型。新車並行車の走行約3万キロでありフルノーマルに近い状態が非常にオススメ。

▲グレードがTRDスポーツでムーンルーフやTUBEステップ、トノカバーといった装備が付帯している。

 そんなトヨタ車の中で、他者との差別化を図るのに絶好の存在が逆輸入車。タンドラでありタコマであるが、日常的に使うことを考えればそのサイズ感を含めタコマの優位性は揺るがない。

 ちなみに、タコマは2024年でフルモデルチェンジしているから、最新型を買おうと思えば1000万円以上の費用が必要になる。くわえて新型は搭載エンジンが直4ターボのみ(本国にはハイブリッドも存在)だからそこに個性をあまり感じない。

 一方で、新型のデザインに関しては賛否両論あるが、ミニタンドラとしての迫力は感じるし、そこに魅力を感じるならば、そしてそれなりの費用が出せるというならば新型モデルがオススメとなる。が、個人的には今のオールドタイマー人気を踏まえつつ、あえての旧型を選択する。

▲搭載されるエンジンは3.5リッターV6で278hp、最大トルク265lb-ftを発生させる。

▲TRDスポーツであるからボンネットフードにダクトが装備される。

▲TUBEステップは非常にありがたい装備。

 というのも、価格的優位が圧倒的だからである。今回紹介する横浜店の2019年型タコマは走行3万キロの個体でコミコミ612万2000円。

 正直、以前よりも圧倒的に買いやすくなっている=BUBUには逆輸入車部門があり、以前からトヨタタンドラ、タコマ etc を扱っている実績が豊富にあるからその点における安心感も非常に高い。

 余談だが、今トヨタで新車で販売されているピックアップトラック・トヨタハイラックス(タイトヨタ製)の新車価格は407万円から431万円で、搭載エンジンが2.4リッター直4ディーゼルターボの右ハンドル車であるが、こちらも今、新車が買いにくい状態にあるという。

 それでも中古車市場ではプレミア価格で販売されており、それらがいずれも500万円台ということを考えれば、上記のアメリカ製タコマの中古車価格の優位性がわかってもらえるだろうか。

▲TRDスポーツには専用の17インチホイールが備わる。

▲旧時代のトヨタ車のインパネであるが、今となっては趣を感じる。

▲3.5リッターV6エンジンに6速ATが組み合わされる。

 ということで、トヨタタコマをちょっと振り返る。取材車は3代目モデルにあたり、2004年に発表された2世代目タコマから11年を経て2016年にモデルチェンジして登場している。そして2024年に現行4代目が登場するという流れである。

 3代目のデザインは、米国カリフォルニア州のCALTYが担当し、大型の六角形グリルをはじめ、逞しさを強調したデザインとなっている。

 搭載されるエンジンは、2.7リッター直4と3.5リッターV6。ともにガソリンエンジンであり、3.5リッターV6は当時の新開発エンジン。直噴化およびアトキンソンサイクル化されており最高出力は278hp、最大トルク265lb-ftを発生させ、6速MTおよび6速ATと組み合わされる。
 
 ボディはミッドサイズのダブルキャブ+ショートベッドで全長約5390ミリ。上記ハイラックスの全長が約5320ミリだから、その差70ミリ=大差なく、日本でのギリギリのサイズ感と言えるだろう。

▲アナログメーターを中心としたセンターメーター類。

▲デジタルコックピットとは一線を画す旧時代のスイッチ類。

▲タコマの中で一番オススメグレードなTRDスポーツ。

 デビュー当時に用意されていたグレードは、以下の5つであり、2017年から「TRDプロ」が加わっているから最終的に6グレード。今回取材したモデルはこの中間にあたるTRDスポーツの3.5リッターV6搭載モデルである。

・TRDプロ
・Limited (リミテッド)
・TRD Off-road (TRDオフロード)
・TRD Sports (TRDスポーツ) ←取材車両
・SR5
・SR

 さて取材車両であるが、タコマの2019年型。新車並行車の走行約3万キロであり、ボディカラーはブラック。ムーンルーフやTUBEステップ、トノカバーといった装備が付帯している。

 で、グレードがTRDスポーツであるから、3.5リッターV6エンジンが搭載され、6速ATと組み合わされるとともに、ボンネットフードにダクトが装備され、バンパーが同色ペイント、さらに専用の17インチホイールが備わる。

 この車両には、社外テールランプが装着されているが純正品もあるというから戻すことも可能。また、それ以外はフルノーマル状態だから、そこが最大の優良ポイントと言えるだろう=車両の状態がわかりやすいし、それ以前の使われ方の想像もつくから、中古車購入においては最も考慮すべきポイントだと考える。

▲運転席には若干の使用感を感じるが、それ以外に瑕疵がないのが嬉しい。

▲リアシートには使用感すらない状態。

 今現在、日本でこの年代のタコマを探せば20から30台といったところ。ただ、価格もピンきりだし、走行距離も5万キロを超えるものが多い。何よりあちこちいじられている車両が多い(リフトアップ、ホイール交換等)

 そして、グレードやオプションの有無にこだわれば価格はどんどん高くなる一方である。

 そういう意味では、この横浜店の個体はダブルキャブだから5人乗車が可能だし、TRDスポーツなので装備品にも満足感があるし、何より人気のブラックボディでほぼほぼフルノーマルの個体だから、そして安心安定のBUBU横浜店が販売する中古車だから、品質の心配をすることなく、トヨタオールドタイマーを楽しむことが可能になるのである。

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