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連載 REGULAR ARTICLES シボレー サバーバン (CHEVROLET SUBURBAN)抜群の走行性能を誇るサバーバン

シボレー サバーバン (CHEVROLET SUBURBAN)

上品さを失わせない程良いカスタムが特徴的

SUVをスポーティに走らせるために、足回りとエンジンに手を加えたサバーバンを紹介する。コンセプトは、サバーバンの持つステータス性を向上させ、走る、止まる、曲がるを極限まで高めるというものだ。

更新日:2012.11.09文/石山英次 写真/石山英次

取材協力

ジャパンレーストラックトレンズ
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そもそも「SUV=スポーティ」ではない

 SUV=Sport Utility Vehicle(スポーツ ユーティリティ ビークル)の発祥はアメ車である。だが、このSUVの「S」が示している「スポーツ」は「スポーツカー」が意味するスポーティという意味ではない。
 たとえばレジャーの足だったり、サーフィンやスキー、登山、キャンプなど、多くの人と荷物を積んで、広い行動範囲に使える、娯楽活動のお供としての、スポーツという意味である。

 だからノーマルのアメリカンSUVを手に入れたからといって、スポーティに走らないと嘆いたところで、それはそれで致し方ないのである。

 ちなみに最近、街中を闊歩しているポルシェカイエンやBMW X5、X6等は、SAV=Sport Activity Vehicle(スポーツ アクティビティ ビークル)と言われており、コイツはクルマ自体がアクティブ(活動的)という意味であり、動力性能が高くキビキビ動くことを表現している。

 とはいえ、SUVでスポーツ(活動的な意味)は出来ないか? と問われればさにあらず。
 実際には、アメリカンSUVほどアフターパーツが多く、性能向上が見込めるクルマはないのである(いじりようによっては、タホ、サバーバンにコルベット用のエンジンを搭載するのも可能だし、もともと搭載されているエンジンをコルベットに近づけることだって可能だろう。なんてったて、ある意味ベースとなるV8が同じようなものなんだから)。
 エンジンや足回りの余幅とでも言おうか、アメ車の場合、チューニングに対してのある程度のマージンが確実にあるのである。
エンジンルームを開けると圧倒的存在感のスーパーチャージャーが目に飛び込んで来る。
リアルウッドが貼られたインテリア。今はもう少し色の濃いブラックウッドに貼り換えを検討しているという。たしかにグレー地のインテリアにはブラック系の方がより似合うかもしれない。
本革仕様が標準装備のインテリア。リクライニング等もすべて電動。
セカンドシートはキャプテンシート。サバーバンの居住性の高さを生かすためにもキャプテンシートが似合っている。これだけの居住性を持った走行性能の高いクルマは、世界中を探してもそうはない!
このサバーバンにはウイップル製のスーパーチャージャーが装着されている。ベースの285hpから375hpにアップしているから、その変化は劇的だ。
足回りを整え、アルコンベアーの14インチローターと4ポッドキャリパーを装着。ホイールはダグ20インチ(タイヤはピレリースコーピオン305/45R20)。目下ホイールをHREに交換すべく検討中だ。

外観は控えめながらも圧倒的な走行性能を目指す

 こちらのサバーバンは2001年型。現行型からは一世代前の型となる。実はタホに関しては、現行型がかなり動いているというが、サバーバンに関しては意外にもこの旧型の方が動いている。もしくは、当時新車で購入したオーナーさんがいまだに現役で乗っていることが多いという。

 このサバーバンも当時新車で購入されたオーナーさんが、大切に乗られてきた車輌であるとともに、サバーバンをスポーティに走らせるための試行錯誤がなされたクルマでもある。

 ポイントとしては、まるでノーマルのようなサバーバンでありながらも、格段に高い走行性能を披露すること。ある意味、ひと昔まえのAMGをイメージ(?)。今のAMGではなく、メーカー公認チューナー時代のAMG。メルセデスをベースとした、メルセデスを越える高いパフォーマンスを示すチューニングカーを製作していた時代のそれである。

 だからこそ、まず手をつけたのが足回りである。AWDベースの足回りを2インチローダウンし、ショックを交換。またアンチスエーバーの装着と各部ブッシュの見直し&調整で走行性能向上と実用性の両立を図っている。
 またブレーキにも手を加え、フロントにアルコンベアー製の14インチローターと4ポッドキャリパーを装着(ノーマルは12インチのローターに2ポッドキャリパー)。加えてブレーキホースをステンメッシュ製にし、ブレーキオイルを交換することで、アメ車では考えられないほど短い制動距離とブレーキの剛性感を実現している。

一見するとノーマルサバーバンだが…

 一方、オリジナルの5.3リッターV8エンジン(285hp)には、ウイップル製のスーパーチャージャーを装着。エンジンとの相性や目指す車格なども考えて、NAメカチューンよりも、スーパーチャージャーにおける低回転域からの圧倒的パワー&トルクを選んだのである。これにて余裕で90hpはアップしている(実際には390hpは出ているという)。

 こうして出来上がったサバーバンは、低められた車高とAWDによる抜群の走行安定性を見せ、また減衰力の上がったショック装着と各部ブッシュの見直し等により、反応の素早いフロントノーズの動きを実現しながらも、まるで高級車のような乗り心地を示すなど、かなりの激変ぶり。
 ノーマル状態のサバーバンを知る者にとっては、かなりスポーティなクルマに変貌を遂げたのである。

 外観は極力控えめな手法でカスタムされており、パッと見はローダウンされたサバーバンにしか見えないかもしれないが(あえてそうしている)、その実400hp級のモンスターサバーバンである。
 高速域でも抜群の安定性を見せることから、仮に相手がカイエンだって、今までのように後塵を拝することは、もうないのである。
上品さを失わせない程良いカスタムがこのサバーバンの特徴。それでいて迫力を感じさせる手法はAMGさながら。
ノーマルのサイドステップをあえてブラック塗装することで、後付け感を出している。
スーパーチャージャー装着に合わせオリジナルマフラーを装着。野太い排気サウンドが象徴的。テールエンドにはカーボン製をセレクト。
ビレットグリルにブラックアウトされたフロントバンパーが引き締まった印象を与える。

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