更新日:2017.01.19
文/編集部 写真/フォードモーター
2015年に登場した現行マスタング。初代デビューから50周年ということで、気合の入ったワールドワイドなマスタングが登場したことは記憶に新しい。デザイン的にも流麗かつスタイリッシュであり、アメリカ本国のみならず、ドイツやイギリスといった欧州でも超人気モデルとしての実績を積んでいる。
日本では、2016年早々にフォード撤退のニュースが飛び込んできたが、その後もマスタングの売れ行きは好調であり、それは2017年の直近の情報でも続いているという。
特に2015年に販売されたディーラー車の中古直4エコブーストにおいては、いまだ400万円超のプライスタグが掲げられており、「それでも売れる」ということだからマスタング人気は本物だろう。
そんなマスタングのマイナーチェンジが2018年モデルで行われる。すでに発表されているリリースから分かることは、フロント回りが変更され、ヘッドライトは新設計であるという。また使用されるライト系はすべてLEDとなり、新たなヘッドライトに組み合わされるグリルは大型化されている。
一方でリアコンビネーションランプも新しくなり、ウイングが追加。ボディライン自体が変わることなく全体的な印象を切れ味鋭いシャープなものとしているのが特徴である。
それ以外では三色のボディカラーが追加され、12種類のホイールセレクト、新たなるデジタルメーターの装備によってより個性的なマスタングとなっている。ちなみに、このデジタルメーターはカスタマイズ可能なものという。また歩行者検知、距離警報、車線逸脱警報、車線維持支援といったドライバーアシスト機能を新たに搭載している。
このリニューアルされたマスタングに搭載されるエンジンは、これまでの2.3リッター直4エコブーストエンジンと5リッターV8。直4エコブーストに関してはキープコンセプトだが、V8エンジンには新たな直噴インジェクションが使用されることになり、高回転&フィーリングアップがもたらされているという(スペックは未発表)。なおV6エンジンは生産終了となった。
これらエンジンに組み合わされるミッションは、6速MTと新開発の10速AT。6速MTに関しては、V8搭載MTに関してはツインディクスクラッチ等となりパワー伝達の効率を高めている。一方10速ATは、最適化されたギアレシオにより最高のレスポンスを示すという。
足回りも見直され、新たなショックアブソーバーを装着し、魅力的な乗り味を実現。350GTに使用されるマグネライドサスペンションを装着可能としているのである。
デビューから三年でのマイナーチェンジ。充実した装備によってより一層魅力が高まったマスタングは世界中でもてはやされるのだろう。
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