更新日:2021.11.26
文/田中享 写真/ステランティス
ついにその時がやって来た。これまで過去に何度も生産終了報道はあったがそのたびに新しいラインナップを登場させることで噂を完全否定してきたダッジであったが、今回は正真正銘の終了と現地大手メディアで報道されている。モデルライフ16年にも及ぶロングライフモデルともついにお別れである。
と、その前にヘルキャットについて。2022年モデルにおいてヘルキャットのトップモデル、レッドアイに「ジェイルブレイク」と呼ばれる新エディションが登場する(チャレンジャー、チャージャーともに)。
これは、それまでにあった装着可能なオプション装備の縛りをなくし、フリーに選ぶことが可能になったということで、オンリーワンなレッドアイに乗れるということである。プラスしてジェイルブレイク専用オプションも存在するというから、過去の仕様とは別の全く新しい雰囲気を楽しむことが可能になる。
さらにジェイルブレイクは、797hpから10hpアップの807hpにパワーアップしているというから凄まじい。
▲ジェイルブレイクエディションは、レッドアイが対象でオプションの縛りをなくし、好きなものを組み合わせたオンリーワンな仕様が制作可能。
▲搭載エンジンは6.2Lスーパーチャージャーだが、797hpから10hpアップの807hpにパワーアップしている。
で、このジェイルブレイクは2022年モデルから発売が開始されるというが、本国における2022年モデルは例の半導体不足やコロナ禍による影響でリリースが遅れているという。ということで、恐らく2022年は早めに切り上げられ来年早々にも2023年モデルに切り替わるだろうから、それがヘルキャットにおける最終モデルになると言われている。
要するにジェイルブレイクは、ヘルキャットのファイナルエディション的モデルと言われているのだ。
また、チャレンジャーとチャージャーであるが、今やダッジブランドの代名詞的存在と言われている2台のマッスルカーも2024年に生産終了となる。
同時にダッジは2024年にeマッスルカーをデビューさせるというから、ちょうど入れ替わり的な存在となるのだろう。
▲ハンマーヘッドグレーレザーシートを組み合わせたインテリア。
▲ダコタレザーを合わせたインテリア。こうした仕様変更ですら変化が如実に感じられるから、ジェイルブレイクはかなり魅力的かつ個性的な仕様が可能になる。
ちなみに、一部報道では、チャレンジャーとチャージャーは2024年で生産終了となるが、新プラットフォームを使用した新な車両が存在する予定があるという。これらに「チャレンジャー」「チャージャー」という名を使用するか否かは不明ということだが(恐らくないと思われる)、新時代に向けた開発が行われていることは間違いない。
とはいえ、世界的なEV推しと気候変動問題対策に対する答えを要求さている自動車業界において、特にフォード、GMにEV開発で遅れをとっているステランティスにとって、新な時代の要求に早急に答えることが求められているのだろう。
ちなみに、フォードはマスタングマッハEに始まり、ピックアップのライトニング等、EV化を積極的に推し進めているし、今年のセマショーではマスタングEのEV用クレートモーターの販売が開始されることが発表されている。
一方GMではキャデラックのリリック、GMCのハマー等、実働可能なEV車の開発が積極的に行われている。
ということで、ステランティス的には2024年デビューのeマッスルカーに注力せざるを得ない状況に追い込まれているとも言え、2022年後半、すなわちちょうど一年後にはeマッスルカーの全貌を明らかにするという。
ということで、稀代のマッスルカー終焉まであと丸3年ということだが、恐らく最終ファイナルエディションとして華やかなモデルが登場し終了が迎えられるはずである。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES