更新日:2019.02.11
文/椙内洋輔 写真/マツダ
マツダがシカゴオートショーにて、限定3000台の特別仕様車を世界初公開した。その名もMX-5ミアータ30thアニバーサリーエディション。対象はソフトトップとリトラクタブルハードトップを含めたモデルである。
このアニバーサリーエディションの特徴は、ボディカラーにレーシングオレンジを採用したこと(メタリックではソリッドなオレンジ)。あのチャレンジャーやマスタングに採用されるとワンランク魅力が上がる
オレンジのボディカラーである。
筆者的には、MX-5は日本車のロードスターであるから一瞬躊躇したものの、オレンジカラーの左ハンドル車を日本にてぜひ乗って欲しいと思い、あえて記事にした次第である。
このオレンジカラーの他に、MX-5専用に開発されたRAYS製の鍛造ホイール「RAYS ZE40 RS30」、オレンジ色のブレンボブレーキキャリパー等が採用され、MTモデルにはビルシュタインダンパーが装備される。
インテリアではシート、ドアトリム、ダッシュボード、シフトレバーにオレンジ色のアクセントが与えられ、レカロシートや9スピーカーを備えたBOSEサウンドシステム(AUDIOPILOT2)が装備される。またAppleCarPlayとAndroid Auto(一部市場)にも対応している。
正直、オレンジのボディカラーを除けば、それなりの装備かもしれない。だが、このオレンジは、ブラックとの相性がよく、購入後のカスタマイズの楽しみが残されていることも嬉しい。オレンジのボディカラーにボンネットフードブラックの相性も最高。
それに数年前からずっと注目しているのだが、セマショーに出展されるメイドインUSAのMX-5のカッコ良さと言ったら、国産系チューニング車には申し訳ないが、それはもうセンスが異なり、ちょっと言葉にならないほどのカッコ良さである。
そういう意味も込めて、あえて左ハンで乗って欲しい。であれば、チャレンジャーの相棒としても、ダッジバンのセカンドカーとしても十分に魅力が際立つだろうし、何より乗って楽しい(筆者は初代ロードスターのオーナ-だった)。
そしてカスタマイズするなら、是非アメリカンな方向で。今や国産チューニングというものがあるのかまったく分からないのだが(走り屋系?)、そっちの方向ではなく、メイドインUSAのセンス溢れたカスタマイズでまとめて欲しい。
もちろん、アメリカとの道路交通法等の違いにより完コピは無理でも、何かしらするならUSAフレーバーは是非とも香らせたい。なお価格等は今春頃に発表されるという。
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