TEST RIDE

[試乗記]

マスタングGTとシェルビーGT500との間を埋める存在

2021 フォードマスタング マッハ1

シェルビーGT500とGT350とマスタングGTを足して3で割ったような性能

マスタングマッハ1が復活。マスタングGTとシェルビーGT500とのギャップを埋める存在として走りに振った仕様で登場する。

更新日:2021.04.07

文/石山英次 写真/フォードモーター

新ラインナップの中核を担う

 2019から2020年にかけて現行マスタングベースの「ブリット」といった限定モデルがあったが、2020年いっぱいでそれが終わり、2021年には新たに、これまた限定モデルとして「マッハ1」がデビューする。

 フォード的には「ノーマルマスタング系とシェルビー系との間を埋める存在」ということで、パフォーマンスに関しても「ちょうどその辺りのレベル」が目指されているという。

 ベースとなるのは、マスタングGT。だから5リッターV8を搭載するが、GTの460hpに対して、マッハ1は480hpを発生させる。これはインテークマニホールドやオイルフィルターアダプター、オイルクーラーなどをシェルビーGT350のパーツを使用することで、パフォーマンスと冷却性能を高める等して実現している(最大トルクはGTと同じ420lb−ftのまま)。

 これに組み合わされるミッションが6速MTと10速AT。6速MTには、マスタングとしては初となるレブマッチ機能が付き、これまたGT350用のオイルクーラーやマスタングGT用のツインプレートクラッチ、ショートストロークのシフトレバー等が採用されたことで、これまで以上に「走り」に対するMT車の性能が上がっているという。

 くわえて、より剛性の高いステアリングシャフトを使用し、足回りのスプリングやダンパー、電動パワステ、ブレーキ等はGTのハイパフォーマンス仕様のものを採用、同時にリアのサブフレームや各種コントロールアーム類、タイヤはシェルビーGT500用を使用しているから、いわゆるマスタング・ラインナップのいいとこどり車のような体をなしているのがマッハ1である。

現行マスタングの中核を担う存在として限定販売されるマッハ1。

 さて、こうした土台を覆うボディであるが、基本、空力を徹底的に追求したエアロが全域に採用される。アンダーカバーや大型リアウイングがダウンフォースを増やすとともに、各部の冷却にも寄与しているという。

 マッハ1の6速MT車をチョイスすれば、ハンドリングパッケージを装着することが可能になり、それはシェルビーGT350用のそれらと同様のものであり、フロントスプリッター、フロントフェンダーアーチモール、マグネシウム製のガーニーフラップ付きスポイラー、リアのタイヤディフレクターで、これらを装備するとGT比で150%アップものダウンフォースを実現する(ノーマルのマッハ1でGT比22%アップ)。

 さらに、お決まりの、というわけではないが、グリル内に収まる丸型ライトを思わせる意匠等は、初代マッハ1を想起させ、ボディサイドに貼られるストライプは初代マッハ1へのオマージュという。

 これまで販売されていたブリットにおいては、「シェルビーまでいくとちょっとハード過ぎ」といった方々にうまくハマっていたということだが、マッハ1はブリットにおけるパフォーマンスをもう少しトラック性能よりに振ったマシンと言っているから、ブリットよりも走りに振った仕様だと考えられる。

 そんなマッハ1の販売がついに現地で開始される。すでにベース価格やスペックも発表され、あとは現地ディーラーに並ぶのを待つばかり。恐らく、日本にも直輸入されるはずだから期待していいだろう。

ボディサイドに貼られるストライプは初代マッハ1へのオマージュという。

 なお、2020年モデルで各種生産終了が行われたモデルがあるため、2021年のマスタングラインナップは以下の通り。

■2021年マスタングラインナップ
・マスタング エコブースト クーペ or コンバーチブル
・マスタング GT クーペ or コンバーチブル
・マスタング マック1
・シェルビーGT500

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